どーも。あつ森(=あつまれどうぶつの森)「とたけけライブ」にハマってきております、公平(@kohei_nagura)です。
さて、そんな本日は、ゲームの内容とはまったく違う、というか正反対の(笑)、
「人材という『貴重な資源』をムダ使いするな!」という久しぶりの仕事論についてのお話です。
【目次】
【おいおい日本よ、大丈夫か?】
さっそくだが…
この我が国「日本」についていろいろと言いたい。
…とエラそうに言ってしまいましたが(笑)、とりあえずまず直近で物申したいのは、
「アフターコロナウイルス時代の仕事の成果」についてです。
新型コロナウイルス流行に関して、第2波、そして第3波への警戒が解けない今日この頃ですが、
このウィズ・コロナ時代では、テレワークは働き方のニューノーマル(新常態)となってきています。
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それにより、成果主義を取り入れる「ジョブ型雇用」が日本でも受け入れつつあります。
これまでの日本の働き方は、欧米に比べ「自分の時間を切り売りして働く」スタイルが主流でしたが、
今後は、「高度プロフェッショナルを目指す『脱時間給制度』」がペースアップしていくはずです。
それを考えると、いまもなお日本の年功序列制度が根強く残っていることが正直信じられません。
今回は、「人材」資源にフォーカスしていくので、「お金」という資源には触れずに、
「どんなに優秀でも若いというだけの理由で他の人と同じレベルの仕事しか与えない」
という遅れた日本の働き方について、今後どう改善すればいいのかを見ていきます。
あ…ちなみに、「お金そのものに価値はない」という話は、また後日お話しするのでお楽しみに(笑)。
【マニュアルで対応できるような仕事を一生懸命やるのは、人的資源の無駄使い。】
では、さっそく「人的資源の無駄使い」について思ったことをツラツラ述べていきます。
まず思うのが、
「高い給料を払っている社員に対し省けるような仕事させるのは会社にとって明らかなロス」だということです。
つまりは、「マニュアルで対応できるような仕事は今後は全部AIに任せちゃえ」ということですね。
この議論は、さまざまな知識人の方々がこぞって話し合ってきたテーマではありますが、
結局「AI=人間の道具でしかない」と個人的には思います。
もちろん、「そうじゃない!AIと共存してうまくやっていかなきゃいけないんだ!」という反論はあるかもですが、
今回は、このAI論ではなく「日本の働き方について」ということなので、ここでは省略させていただきます(笑)。
ちなみに、詳しいAI論について知りたい方は物理学者のマックス・テグマークさんの著書が非常に非常にオススメです。
それでですね、なぜこの「AI=人間道具論」を唱えているかというかというと、もちろん理由があります。
この大きな理由というのが、
「そもそも近い将来あなたの仕事も道具化する」からです。
…???
というかんじの方も多いかと思います。
ここで、まず確認したいのが日本人の多くが勘違いしやすい「あること」、
それが「無職になるとお金がなくなって生きていけない」ということです。
断言します。仮に仕事がなくなっても生きていけます。
…では、なぜこう断言できる言うとですね、もちろん過去の個人的な体験もからんでいるのですが、
あくまで【お金=人間がつくりだした産物】で「お金がないと不便だ」以外の何者でもないからです。
こんなにも、
「お金」についてビクビクして臆病になっているのは日本人だけじゃないでしょうか?
ま…この詳しい話は、前章でも言ったように今後にゆずりますが(笑)、
「仕事>自分」ではなく「仕事=自分」でもなく「仕事<自分」
ということだけ、今回はご承知おきいただければと思います。
つまり、これこそが「今後ゆくゆくは仕事は人間の道具になっていく」ということなのです。
それを使いこなすことによって、自分を豊かにする道具。
それを使いこなすことによって、何かと便利になる道具。
それを使いこなすことによって、誰かの役に立つ道具。
さまざまな定義はあるものの、仕事とは所詮こんなものなのではないでしょうか?
なので、まずは
【自分と言う資産を充実させる】
ということが非常に大切です。
日本の大多数の企業は、
「マニュアルで対応できるような仕事を一生懸命やるのは、人的資源の無駄使い」
ということを肝に命じていただきたいと思います。
【これからのVUCA時代の生き方】
この「人的資源の無駄使い」に関して、私事で恐縮ではありますが、
現在の働かせていただいている会社には、本当に感謝しかありません。
というのも、【自分という資源を最大限に引き出してくれている】からです。
さらに、各社員ひとりひとりの人事評価に1時間ずつかけてもらっているとのことで、
CEOやCFOを交え、この1年の仕事上の成果をこと細かく話し合っていただいています。
そういった意味では、まさに「ジョブ型雇用」を推し進めている典型例であり、
貴重な「人」という資源を軸にするという会社風土がスバラシイと感じています。
では、ここで最後にVUCA時代というワードについて少し触れたいと思います。
そもそも「VUCA時代とはなんぞや?」という話ですが、VUCA(ブーカ)とは、
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
という4つのキーワードの頭文字から取った言葉です。
さきほど、「どんなに優秀でも若いという理由で他の人と同じレベルの仕事しか与えない」という日本の課題を述べましたが、
このVUCA時代を生き抜くカギが、まさに「人的資源を有効に使い適材適所に人材を配置すること」であると強く感じています。
たとえば、いま働いてる塾で新しく入塾される生徒さんを見ていても感じるのが、
「みんな一緒精神」の高校や中学校で「いかにハミ出しものが劣等生の烙印を押されているか」ということ。
このくだらない「出る杭は打て!」的な学校が世の中からなくならない限り、まず「トガった人」なんて育ちませんし、
もちろん「人的資源の有効活用」なんてほど遠いうえに、VUCA時代を生き抜く「適材適所配置」なんて夢のまた夢です。
と考えると、今後の日本、いや世界の発展を考えたときに
当然「教育をおろそかにする」ことはできません。
今回のコロナウイルス禍における自粛期間でも感じたとおり、世の中なにが起こるか当然わからないですし、
この「不明瞭」で「複雑」な「常に変わる」ような「VUCA時代」こそ【教育が大きなカギ】となるのです。
なかなかに深い話になってきて今回の論点もいっぱいですが(笑)、まずは
会社でも学校でも「人的資源をムダ使いせず適材適所におく」ことをよりいっそう意識してみてはいかがでしょうか?
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平