どーも。最近の趣味のバドミントンにて2週連続で肩を脱臼した自分にビックリ、公平です。
さて本日は、
まじめトーク(真面目な話)vs ゆるトーク(おしゃべり、世間話)
について考えたことをツラツラ述べていきます。
【「まじめトーク:ゆるトーク=2:8」の黄金比率】
みなさんは、最近ご家族やお友達とおしゃべりを楽しんでいますか?
初対面などの話す相手や、その時々によって話の内容は変えるかと思いますが、
おそらく、そのほとんどが人生に影響もしないであろう会話なんじゃないかと(笑)。
でも、そんな「中身のない会話」というのがコミュニケーションで非常に大切ですよね。
たとえば、あたりさわりのない天気の会話なんていうのが典型的な例でしょう。
「今日は晴れててポカポカ陽気が気持ちいいですね〜!」
「雨ふっちゃいましたね…足元がビチョビチョで嫌になっちゃいますね(泣)」
みたいな会話は、いちばん最初の話のフックとしてはよくあることですよね。
まさにこれが「ゆるトーク」であり、この会話があろうがなかろうが、
話の内容自体は自分の人生に一切関係がないという種類のものです。
そして、この「ゆるトーク」で人間関係が成り立っていると言っても過言ではありません。
ここで、個人的に勝手に名付けたのが、
「まじめトーク:ゆるトーク=2:8」という黄金比率。
正直、僕は昔からマジメすぎるということがコンプレックスだったのですが、
まったくと言っていいほど「ゆるトーク」ができなかった時期があります(笑)。
もちろん、いまでも最終的に「まじめトーク」に着地することも多いのですが、
いろいろな方とお話しするにつれ、この黄金比率での会話がうまく円滑に進むことに気づいたのです。
逆に、よく楽天家の方とかにありがちなのですが、
「まじめトーク:ゆるトーク=0:10」という方っていますよね?
これだと、そもそも会話の内容がなさすぎて成長面がかなり心配なレベルになってしまいます(笑)。
それに対し、完璧主義者のような方は「まじめトーク:ゆるトーク=10:0」ということが多く、
これが、社会問題にもなっている「引きこもり」とか「ニート」と呼ばれている人についての根本原因なのです。
【社会不適合という勘違いを生み出すものの正体】
意外や意外、「まじめトーク:ゆるトーク=10:0」という方は少なからずポツポツと存在し、
その方々と接する機会が少ないからこそ、「そんな人ホントにいるの?」状態になってしまいます。
実際、僕も「まじめトーク:ゆるトーク=10:0」の時期は存在があまり認知されていませんでした(笑)。
このような時期は、他人と関わることに対して消極的になるので、当たり前っちゃあ当たり前ですね。
そして、実は「自分で社会不適合だなぁ…」と勘違いしてしまう原因が「まじめトーク」なのです。
他人と話しても、上記で述べた「天気」についての「ゆるトーク」ができない、
逆に「まじめトーク」の話題しか返せない、というのが自分に対する認識を変えてしまいます。
「あぁ…なんて自分はマジメすぎる人間なんだろうか」
「もっと気楽に初対面の人とでも世間話をしてみたい!」
などなど、自分の理想である「コミュ力」が高い人への憧れが出てきます。
この憧れが、まさに固定観念としての「自分=コミュ力が低い」の図をつくってしまうのです。
つまりは、「社会不適合という勘違い」を生み出すやっかいなヤツですね。
でも、これって確実に自分の認知の仕方で変わるものなんですね。
その「それって勘違いですよ!」を言ってくれる人の存在がカギなのです。
特に若い方の場合だと、周囲の大人たちは気付いてあげることができません。
だからこそ、「社会不適合という勘違い」を減らす努力が国としていっそう必要なのです。
逆に、本当はこの
「引きこもり」だとか「ニート」(だと自分は勘違いしている)時期は重要かもしれませんね。
ということでくり返しになりますが、「社会不適合者」というくくりは存在せず、それらは勘違いです。
結局は、会話のはしばしで「まじめトーク」が多いか「ゆるトーク」が多いかだけの話であって、
「まじめトーク:ゆるトーク=2:8」という黄金比率が人間関係を最もスムーズにするのです。
みなさんも、ぜひコミュニケーションにおいて「ゆるトーク」を重視した会話を意識してみてはいかがでしょうか?
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平