時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

晴天のようなカラリとした人付き合い、でも確かに存在している温かい心。初期配属の部署に戻って気付いた、たった一つの大切なこと。

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どーも。リビングのレイアウトを考慮して、購入したダイニングテーブルの置き場所を大いに悩み中、公平です。

 

 

 

本日は、今月に入り初期配属時の部署に戻ってきて感じたこと

仕事における原点に戻ったことで気付いた、たった一つの大切なこと

についてお話します。

 

私事で大変恐縮ではありますが、少々お付き合いいただければ幸いです(笑)。

 

 

 

【大事な気付きのキッカケとなった、最初の配属先への異動。】

 

まず、僕自身の仕事について、かるくご紹介させていただくと、

いちばん最初の記事で書いたように、現在は某旅行会社に勤務しています。

 

 

 

実は、本ブログのURLの〔Life Travel Consultant〕というのも、

「旅行会社+人生の旅のコンサル」

という意味を掛けたものです。

 

 

 

 

 

…さて、それはそれとして(笑)、

そんな現在いる会社にて、今月から自分にとっての変革期が訪れたのです。

 

 

それが、部署の異動。しかも、昔懐かしの初期配属時の部署

 

 

 

 

 

今月6/1付で、今いる会社の新入社員時に配属された部署に戻ってきたわけですが、

ここに今いることは、ただの「ご縁」だと感じているのが正直なところです。

 

 

実際、自ら部署の異動を申し出たワケでもなく、

かと言って、一つ前の部署にい続けることも望んだワケでもないのです。

 

 

結局、会社という組織で働いている身分なので、

最終的には会社の判断に任せるといったスタンスだった、というのが近いかもしれません。

 

 

 

もちろん、自分の希望はあり、会社に伝えることは伝えましたが、

いまは、元の部署に戻していただけたことに、素直に嬉しく思っています。

 

 

【人付き合いは、結局、カラリとした方が良い。】 

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この異動に伴い、業務の内容も大きく変わったのですが、

何よりも大きく変わったことが、一緒に働かせていただく方々です。

 

つまり、言ってしまえば、人間関係です。

 

 

 

これを聞いてしまうと、当たり前のことかもしれませんね(笑)。

でも、当たり前だからこそ、誰でも考えることだと思います。

 

 

そして、仕事に限った人間関係で言うと、ベタベタし過ぎの付き合いはNG。

 

すなわち、仕事の原点に戻って気付いた「たった一つのこと」、それは、

人付き合いはカラリとした方が良いということです。

 

 

 

 

 

公私混同している職場の方々…みなさんの周りにもいませんか?

これでは当然、お互いにとって良くないですよね。

 

 

自分のパーソナルスペースに入られた人は、もちろん抵抗があるでしょう。

 

そして、ズケズケと入っていった人も、何かしら期待をして相手の懐に入ってワケですから、

その期待に相手が応えてくれなかったら、必然的に結果は良くないものになるでしょう。

 

 

 

幼少の時から神様が怖いだの仏様が難有(ありがた)いだのということは一寸(ちよい)ともない。卜筮呪詛(うらないまじない)一切不信仰で、狐狸(きつねたぬき)が付くというようなことは初めから馬鹿にして少しも信じない。子供ながらも精神は誠にカラリとしたものでした。

 (引用:『福翁自伝』より)

 

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

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新訂 福翁自伝 (岩波文庫)

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この「カラリ」という言葉は、かの福沢諭吉の精神を拝借したものですが、

これだけ聞くと、「ドライな人間関係が大事なんだ!」と受け取る方が少なくありません。

 

 

そうではなく、

相手との距離感をわきまえながら自らの心にスペースを作りなさいねということです。

 

ひとまず、

福沢諭吉の心は雲ひとつない状態であった、とイメージするのが分かりやすいかもしれません。

 

これが、成熟した大人同士の人間関係なのではないでしょうか。

 

 

 

【それでも、数少ない優しい人に対して、心からの感謝を忘れずに。】

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この距離感というのが、長年分からないままで来てしまい、

社会人になってからぶつかった大きな大きな壁だったように思います。

 

なんというか…「カラリとした人間関係」というのがイマイチつかめず、

出会った人すべてに対して、100%に近いくらい「情」でコミュニケーションを取っていました(笑)。

 

 

元の部署に戻ってきた現在でも、それが理想中の理想なんだろうなぁという考えは変わりません。

 

 

 

しかし、人間である以上、気遣える限界というのがどうしてもありますし、

それを感じた相手も、逆に気疲れしてしまう場合もありますよね。

 

だからこそ、人付き合いは「カラリ」としている方が良いのです。

 

 

そんな簡単なことに長年気付けなかったのですが、今回4ヶ月半ほどの休職を経て、

いまの部署に復職して、このことを身に染みて実感できていることが、大きな財産です。

 

 

 

そして、この財産の中でも見落としてはならないことが、

「情」には忘れずに「情」を返すこと

 

 

 

戻ってこれた自分に対して、気遣ってくれた方がいます。

 

別に自分の利益とかではなく、無償の心遣い

これには、生きてて良かったと本気で思いました。

 

 

 

ビジネス上の人間関係には、ある種のドライな人間関係があるのは仕方ないですが

一瞬でも、「相手を思いやる温かな気持ち」を垣間見ると、心がホッとします。

 

というか、僕は涙もろいので、それを通り越して泣いてしまうのですが…(笑)

 

 

 

もちろん、休職中も自分の見てないところで心遣いを感じたこともありましたが、

実際に戻ってからは、かけていただいた言葉に素直に感謝しながら仕事をしています。

 

カラリとしている中にも存在する、内なる灯火の姿のようなものを感じることも忘れないようにしたいですね。

 

 

 

 

ただ、やはり何事も執着することは良くないです。

 

 

 

これは、職場の人間関係だけでなく、家庭での人間関係でも同じです。

 

それが原因で、嫉妬や妬みの感情が生まれ、

毎日のように痛ましいニュースを目にしてしまいますよね。

 

 

 

だから、「カラリとした人間関係」が非常に重要なのです。

 

 

 

 

 

あなたが、幸せを感じる瞬間はどんなときですか?

人と関わるなかで、嬉しくなるのはどんなときですか?

 

 

それは、四六時中あるものでは、決してありませんよね。

でも、たまにあるから、その喜びもひとしおなワケです。

 

 

その気持ちを感じさせてくれた相手には、やっぱり感謝しないといけませんし、

自然と感謝の気持ちが生まれ、素直に伝えられるようになりたいと思います。

 

 

 

それを実行できる人たちが増えることで、より良い社会に一歩でも近付くと強く思っています。

 

 

 

そして、その一歩は非常にシンプルで、誰でも実践できるものなはずです。

 

とてもツライ時期ではあったものの、このことを気付かせてくれた「休職」と「復職」、

この経験を胸に、今後も与えられた環境にて、地道にコツコツと進んでいきたいです。

 

 

 

 

 

なにか、今回はまとまりのない文章になってしまい、スミマセン(笑)。

まだまだ、自分の中ではストンと腑に落ちていないという感じなんです。

 

 

というわけで、また今後いろいろ気付くことがあれば、随時、更新していきたいと思います。

 

 

 

この文章の中にも、何かしらの気付きがあれば、嬉しく思います。

そして、一人でも勇気を得てくれた方がいれば、さらに嬉しいです。

 

 

 

少しでも風通しが良く心地いい世の中になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平