どーも。ウォーターサーバー愛用者への一歩を踏み出しゴキゲン、公平(@kohei_nagura)です。
さてさて、そろそろ初めてのコロナ緊急事態宣言が出されて1年が経ちますが、
「コロナ禍のリモートワークで時間もできたから株式投資はじめよっかな〜」という方、かなり多いのではないでしょうか?
実際、若い方を中心に株式投資用の口座を新規開設する動きが高まっており、
少額投資非課税制度である「つみたてNISA」の口座数は増えてきています。
この「つみたてNISA」とはどんなものかというと、投資の優遇が受けられる制度のことで、
年間40万円までと投資額は少額ではありますが、非課税期間は20年と長いのが特徴です。
つまり、MAX800万円までの非課税投資ができるという非常におトクな制度なのです!
…ただ、こんなおトクな制度があるのに、ご存知ない方も結構多いのが現状です。
つみたてNISAの投資対象となる投資信託などは、手数料が低いといった国の基準を満たしますし、
「長期」「分散」に適した商品に限定されているので、初心者にとって非常に始めやすいのです。
…しかし、このような実際の投資の手法を学ぶことよりも大事なことがあります。
そんな「投資をやってみよう!」という方にまず覚えておいていただきたいこと。
ズバリ!それは『投資を極めるには仕事で超一流になることが近道』だということ。
というわけで、本日は、
株式投資を始めようと考えているアナタがやるべきこと
と題して、お話をさせていただきたいと思います。
投資をするうえで必ずもっておきたいマインドとは!?
【目次】
【投資のキホン】
〔そもそも「投資」とは?〕
よく身近でも聞かれる「投資」というコトバ、あなたも意識したことがあるでしょう。
しかしながら、資産運用するにあたり、
「投資」「投機」「貯蓄」の違いを理解している方は、ごく一部です。
簡単にいうと、
投資:将来が有望な投資先に長期的に資金を投じること
投機:相場の変動を利用して利益を得ようとする短期的な取引
貯蓄:おカネを貯めて蓄えること
のことです。
特に、「投資」と「投機」の違いをご存知の方はあまりいらっしゃらなかったのではないでしょうか?
これは、「長期か短期か」によって定義することができます。
「投資」は、長い目でお金を増やしていくところが「投機」とは異なります。
つまり、
「資産マイナス負債」で定義される純資産の金額をじっくり長期的に増やす
ことが「投資」のイミになります。
英語でいえば、Grow rich slowlyですね。
〔節約という投資エンジン〕
もちろん、資産運用をしていくなかで「投資」でうまくいくのも難しいと思われるかもしれません。
ただ意外とシンプルな話で、
なるべく余剰資金を生み出すよう努力していくというスタンスでいればいいのです。
この余剰資金のことを、専門的な用語で「セーフティーマージン」と呼びますが、
このセーフティーマージンを増やすよう「投資」を管理していくことが重要なのです。
そこで大事なことは、まずは「節約」を意識することです。
この「節約」は、投資のためのエンジンになるものです。
あらゆることが起こる可能性がある将来について、その投資結果がどうなるかわかる人はいません。
当たり前ですが、あくまで一流の投資家と呼ばれる方などは、
これまでの経験値をもとに予測値を立てているにすぎません。
つまりは、この世の中は「可能性の重ね合わせ」で成り立っているということです。
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円高がどうとか円安がどうとか、そんなのは誰にもわかりません。
インフレがどうとかデフレがどうとかなど、すべて当てれるわけがありません。
これは当然のことではありますが、あなたの人生にもいえることです。
晴れの日があるかと思いきや、次の日には雷雨などの悪天候になる日もありますよね。
なので、その余裕を生み出すための「節約」という方法は実はバカにできないのです。
【投資戦略のキホンは、自分の能力以外にない。】
〔ファイナンシャル・インディペンデンス(Financial Independence)〕
さてさて、ここまで「投資」には「節約」などの基本をおさえるという話をしました。
そんな原始的(に見えるような)ことを、コツコツと行っていくことが「投資の王道」になります。
では、ここで「そもそも根本の『なぜ投資をやろうとしているか』」を考えてみましょう。
「いやいや!そりゃあ儲かりたいからだわ!」という声も聞こえてきそうですね(笑)。
ただ、ホントのホントを考えてみれば「投資」の目的は違うところにあるはずです。
それは、投資を通しておカネから自由になることができるからです。
あなたは、「ファイナンシャル・インディペンデンス(Financial Indepence)」というコトバは聞いたことはありますでしょうか?
これは、
資産から得られる収益によって金銭的な心配から解放されていくことです。
まぁ簡単にいえば、「経済的な自立」のことですね。
つまり、投資の目的は「ファイナンシャル・インディペンデンス(FI)」にあるのです。
ただ、もちろん「おカネ」についての投資だけでなく「自分」についての投資も同じことです。
言いかえれば、
自己投資の目的は多種多様な悩みや制約から解放されることにあるということです。
投資とは、お金についてのリテラシーを高めるということもありますが、考えてほしいのは「自己投資」という目線です。消費するための考え方は学生時代、いや、それよりも、もっと前から身に付いていますよね。コンビニやスーパーに行って、この金額だと高くて買えないなど、無意識に考えているはずです。それを、将来への自分へのリターンについて拡張するのです。この金額をかけたら、それ以上の価値は◯年後に返ってくるのか。リターンが来るまでの心理的不安はいくらぐらいの価値か。などなど、文字通り自分の中の「価値観」で物事を測れるようになります。
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〔自分自身の仕事に集中せよ!〕
では、いよいよ本題に入ります。
「投資戦略のキホンは自己投資にあり!」
これだけは必ず覚えておいてください。
もっといってしまえば、
ポートフォリオの中核に「仕事」という自己投資を据えよ!
ということです。
…「??」という方もいらっしゃるかと。
そもそもポートフォリオとは、ファイナンスの世界においては「保有する有価証券の一覧表」のことをいいます。
もとのもとをたどれば、イタリア語で「紙を運ぶもの」というのがポートフォリオの語源なのですが、
定義を広げて「現金収入もしくは価値上昇をもたらすモノのすべて」だと考えるのが良いでしょう。
そう考えると、仕事からの収入はアナタのポートフォリオの中で最も重要な資産だとわかります。
いま行っている仕事は、毎月現金収入をもたらしているだけでなく、
半年に1度はボーナスという現金収入を生み出す金融資産なのです。
これが、意外や意外。
自身の「仕事が副業」、「株式投資が本業」のような逆転現象が起きることが多かったりもします。
超大事なことなので、くり返します。
あなたにとって、最も重要な投資は自己投資なのです。
とにかく、まず20代で行ってきて最も良かったことは「自己投資」です。これは言い換えれば、「自分磨き」と言ってもいいでしょう。ベンジャミン・フランクリンいわく『自己投資は、一番高い利子をあなたに支払う』とのことですが、世の中に数多ある「投資」の中でも最も高い利子が確実に自分に返ってくるのは『自己投資』です。特に、あなたが若ければ若いほどこのコトバは大きな威力を発揮します。20代のように若い方が自分に時間とお金をかけて投資しておけば、数年後には大きなリターンが返ってきます。これはなぜかということを考えたときに、すべての投資は「根源にあるもの=『自己』」であり、自己投資により「最も高い利子がリターンとして返ってくる」ということなんですね。
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仕事の収入を上げることが、ポートフォリオのリターンを最大化します。
つまりは、仕事が苦手なので株を目標とする人というのは必ず破綻するということ。
それだったら、思い切って株を本業にしてデイトレーダーの超一流になることを目指すべきです。
ただ、超一流の個人投資家というのは仕事だけで充分に財産形成できる人のことをいいます。
なぜなら、仕事を深く知れば企業研究や経済分析、また投資理論におのずと精通できるからです。
ま、とにもかくにもイイタイコトは、
現在の仕事に100%全力を注げ!ということなのです。
【まとめ:投資の基本戦略は自己能力アップにあり】
いかがでしたか?
なかなかガチな投資理論とも少し異なる内容だったということもあり、
「目からウロコ!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これまでお伝えしてきたように、
投資戦略というもののベースは自分の能力以外にありません。
業界地図的にどうとか、現在の円の価値がどうとか、これらも重要な要素ではありですが、
それもこれも、仕事に全力を注げば最大のリターンが返ってくることは間違いありません。
将来的に自分の行く末がどうなるかとか、世の中がどうなるかなんて誰にもわかりません。
どう考えたって、そう意味では
なにも対策を講じなかったら誰しも暗闇の中にいることになります。
現在のように「一寸先は闇」という不安定な世界で、本当にアナタは会社や政府をアテにすることはできますか?
当たり前ですが、当然のごとくアテにできるわけがないですよね。
いつも再三にわたり言っていますが、自分自身を信じるのみです。
「この世のすべての不利益は『当人の能力不足』」
昔ヤングジャンプで連載していた『東京喰種(トーキョーグール)』の一節なのですが、 この言葉の背景には、 主人公・金木研くんが拷問を受けていた際に、自分が弱いから不利益を被っていると感じたという体験があります。
僕は個人的に自分の座右の銘にしているほど好きな言葉で、この言葉は正しいと信じています。というのも、環境を変える勇気を持って行動に移せなかったのは、何を隠そう自分自身だからです。もちろん、人の力ではどうにもならないことや人智を超えるケースはあるとは思いますが、 自分が不利益を被っていることに対して、決して他人や環境のせいにしてはいけません。付き合う他人や周囲の環境を変えられない自分の責任です。
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とにかく大事なことなので、まとめると、
投資の基本戦略は自己投資にありということです。
さらにいえば、まずはアナタはアナタ自身の仕事に全精力を注ぐということです。
仕事で超一流になるために努力することは、一流の個人投資家になるための近道なのです。
株式売買や個別株についての勉強するヒマがあるのなら、
明らかに仕事のために役立つ勉強をした方がいいのです。
実際問題、仕事を極めることで株や投資の勉強はいくらでもできます。
逆説的ではありますが、仕事を極めれば投資を極められるということなのです。
あなたがやるべきは、自分を鍛えて自分のバリューを高めることです。
会社に価値を置くのではなく、会社に自分の価値を認めさせるべきです。
ぜひ、自分の価値を最大限に高めて投資戦略の勝者になってくださいね!
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平