時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

どうしても浮かび上がる不安、少しでも和らげるために。「絶対的」なものではなく、「相対的」なものを心の拠り所に。

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どーも。日中に陽の光に当てた布団で包まれるのが最近の喜び、公平です。

 

 

 

さて、今日から学校や会社など、新しい生活が始まった方も多いことでしょう。

どうでしたか?いろいろと慣れない環境で気疲れなどしてしまっていないでしょうか?

 

もちろん、期待も抱きつつ臨んだ一日だったと思いますが、

同時にこれからのことを考え、不安も募った方も多いと思います。

 

 

 

そこで、本日は、必ず何かしら感じてしまう「不安」への対処法について、お話しします。

 

 

 

【いちばんの不安を消す方法は、絶対的な答えを見つけようとしないこと。】

 

普通に生活していれば、誰でも不安は感じるものです。

 

ましてや、新しい環境で自分が活躍できる場に身を置こうとしている方は、

なおさら大きな期待と同時に大きな不安もあると思います。

 

 

 

まず、そういうときは、必要以上に自分を大きく見せようと思わないこと

じゃないと、うまくいかなかったときの後悔から生じる不安は、いっそう強くなります。

 

 

つまり、完全には不安を消すことはできないけど、一本でも多くの「不安」の炎を消すことができるのは、「絶対的なこと」を追い求めないということにあります。

 

言い換えれば、

唯一絶対のものを見つけ、それにしがみ付いてはいけない

ということです。

 

 

 

何か絶対的なものを見つけると、不安を感じた場合の一時的な心の拠り所になります。

 

その場で悩みを解決できたかと思いきや、知らない間に下り坂を進んでいてスタート地点、

ひどい場合だとスタート地点より前にいた、なんてこともあるでしょう。

 

 

 

短期的には、「自分の不安が解消された!」と喜ぶべきなのかもしれませんが、

長期的に見たら、周囲にも迷惑をかけ自分の不安も強くなっていた、ということはザラにあります。

 

 

 

【理想の自分は「絶対的な答え」ではなく、「相対的な近似値解」だ。】

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では、そんな「絶対的な答え」に辿り着かずに不安を和らげるには、どうしたら良いのでしょうか?

 

 

 

それは…答えを言う前に、ちょっとだけ考えて見てください。

不安を消すための答えを渇望する人ほど、不安は強くなります。

 

僕も、どちらかと言うと、完璧主義で絶対的なものを求める傾向にあるので、

他の人よりも、必要以上に不安を感じることが多く困っていますので(笑)。

 

 

なんとなく、「人生のヒント」になるかな、くらいの軽い気持ちで考えてみてください。

 

 

 

 

 

…では、自分なりの答えは出せてみましたでしょうか?

 

 

 

「絶対的な答え」を求めずとも不安を和らげる方法、それはズバリ、

「相対的な近似値解」を意識すること

です。

 

こう言われても、「???」状態の方がほとんどだと思いますので(笑)、具体的に言うと、

要は、絶対的に行きそうなとき、対局を意識しバランスを取るような考えで生きるのが良いということです。

 

 

 

さらに言ってしまえば、「理想の自分」に向かうルート外にあるものを気にしなければ良いのです。

 

 

 

理想の自分の姿は、絶対的なものではありません。

なぜなら、人それぞれ違うからです。

 

その姿は、世界中のすべての人が理想とする物ですか?

言うまでもなく、もちろん違いますよね。

 

 

 

自分の中のものだけ、と言うと唯一絶対のような要素も含まれていますが、

それが、 絶対的なものの対局、相対的なものとバランスが取れている、まさに「理想の姿」なのです。

 

 

 

ですので、どうしても浮かび上がる不安を少しでも和らげるには、

「理想の自分」を具体的にイメージして、その道中に関係ないものは無視するスタンス

を持てば良いということになります。

 

 

 

 

 

みなさん、いろいろな夢を持っていますよね。

達成したいことは、何かしらあると思います。

 

 

 

僕の場合だと、壮大な「世界を平和に」という目標があります。

そういった大きな目標に向けて、ただ一直線に走るだけで良いんです。

 

だって、この瞬間って何より楽しいじゃないですか!

その間は、不安を感じることってないですよね?

 

 

 

そう考えると、「理想の自分」に向けて進んでいる時間を増やすことが、不安を無くすことにつながる方法であるということが分かります。

 

 

これを抽象的に言うと、先ほどの「相対的な近似値解を意識する」ということにつながるというわけです。

 

 

 

 

 

ハッキリ言って、この世に絶対的な真理はありません

あるのは、それに近い近似値があるだけです。 

 

 

 

でも、「絶対的なもの」を見つけようと最高の努力をしていないと、近似値解は見つかるはずがありません。

 

 

 

なので、不安を消そうとしても人間である以上、不安は一生つきまとうものなんですから、

どうせなら、「理想の自分」までの道中を楽しみながら、不安とうまく付き合って生きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平