どーも。GW中は少し休みかと思いきや逆に講習のため今年は7連勤で「(´・_・`)」、公平(@kohei_nagura)です。
さてさて、いまは絶賛ゴールデンウィーク中。
今年2021年、4月29日から5月5日まで7日間GW休暇という方も多いのではないでしょうか?
…ただただ、この7連休がまさかの緊急事態宣言下。
そんな、ずーーーっと自宅にこもってるアナタに朗報。
ぜひ、このGWは「読書」にいそしみましょう。
この連休中は、できる限り本を読んで自己投資をする「緑陰の読書」がオススメです。
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【保存版】本1000冊読んだ公平が厳選する!高校生〜大学生のうちに読んでおきたい35冊!【時々、まわりみち。】
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そんなわけで、本日は、
「緊急事態宣言下のゴールデンウィーク(GW)を楽しく過ごすための『緑陰の読書』」
と題して、この時期オススメの3冊をご紹介させていただきます。
このゴールデンウィークは『緑陰の読書』!本こそ最強の自己投資なり!
【目次】
【GW休暇で読むべき本3選】
〔『働く君に贈る25の言葉』(佐々木常夫)〕
まずは、とにかくゴールデンウィーク中に、あなたにぜひ読んでもらいたい一冊。
それが、元・東レ社長だった佐々木常夫さんの『働く君に贈る25の言葉』という本です。
仕事をする上では強さが必要です。困難な仕事を成し遂げる「粘り強さ」、失敗しても叩かれても立ち上がる「芯の強さ」、ときには自説を押し通す「気の強さ」も必要でしょう。しかし、強さだけでは幸せになることはできません。強さの根底に優しさがなければ、幸せになることはできないのです。
(引用:『働く君に贈る25の言葉』より)
この本は、現在は内閣府の男女共同参画会議議員や大阪大学客員教授を行っている佐々木常夫さんが、
若かりし頃いろいろとプライベートでも苦労されながら「仕事」に向き合った経験が書かれています。
具体的には、病気となった佐々木さんの奥さまの看病や自閉症の長男を含む3人の子どもの世話をしながら、
その家族のための時間を捻出することを考えて、知恵をしぼって業務効率化を考えた苦労が描かれています。
その苦労の経験から学んだこと、幸せに働き幸せに生きるためのエッセンスがまとめられています。
その中でも、特に25のアドバイスのうち、
advice1:強くなければ仕事はできない。優しくなければ幸せにはなれない
advice16:せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ。
advice19:リーダーとは、周りの人を元気にする人。
advice24:運命を引き受けなさい。それが、生きるということです。
advice25:人を愛しなさい。それが、自分を大切にすることです。
あたりは、いつ読んでも個人的には響きますね…。
とにかく、いま働かれているすべての社会人のみなさまにオススメの一冊です!
〔『思考停止という病』(苫米地英人)〕
そして、ゴールデンウィークに読むべき2冊目はコチラ。
脳機能学者である苫米地英人さんの、『思考停止という病』という本。
自分で思考しない状態が続いていた人は、自分で思考するクセがなくなってしまい、誰かに決めてほしい、どうすればいいかわからない、という状態におちいっています。思考を停止するというとは、自分で生きることを放棄し、他人に自分の人生を委ねることにほかなりません。これを奴隷というのです。そんな人が幸せになれるはずがありません。
(引用:『思考停止という病』より)
これね、ホントに昔からずっと感じていることなのですが、
自分の頭で考えず思考停止している日本人の多いこと多いこと。
特に、この5月は「五月病」というコトバもあるようにボーッとしがちな期間です。
なので、ぜひこの『思考停止という病』はオススメ中のオススメ本です。
人生において考えることは大切です。しかし、考えすぎて、うつになってしまったり、人生に迷ってしまったりしては、本末転倒です。よくあるのは、仕事や人間関係について悩むことでしょう。
(中略)
悩んでしまうのは、全部そのビジネスに自己実現を求めるからです。仕事で結果を出せないことで、まるで自分の人生が価値のないもののように感じられ、必死になって奴隷のように働くことになってしまいます。ビジネスに自己実現を求めてはいけません。
(引用:『思考停止という病』より)
んでですね、この本を初めて読んだときに個人的にビックリしたのが、
「ビジネスに自己実現を求めない」ということ。
そして、そのために「自分のゴール(人生の目的)を8つもつ」というのも目から鱗でした。
この本は、「自分の人生の価値は自分で決めていきたい!」と思っている方、
また「自分で考えて道を切り拓いていきたい!」という方にオススメです!
〔『働くことがイヤな人のための本』(中島義道)〕
そして、最後はズバリこれしかないでしょう。
『働くことがイヤな人のための本』です(笑)。
これは、「戦う哲学者」としての異名をもつ中島義道さんが、
さまざまな登場人物の架空対話を通じて、書き上げた一冊です。
カミュが愛用していたニーチェの言葉『私を殺さないかぎり、私はますます強くなる』。人生の目標がはっきりしており、しかもそれは実現されなくても良いのだと悟った途端、君は何をしても失敗することはない。
(引用:『働くことがイヤな人のための本』より)
この本は薄い文庫本なので、このゴールデンウィーク中にサクッと読めるかと思います。
特に、このゴールデンウィークで「や〜仕事とかメンドクセ〜」と思ってる方は必読です(笑)。
この本は、まさに僕も前職でこんなふうに考えていたときに本屋さんで見つけて買ってしまった本です。
仕事をし出したときから、理不尽との戦いが始まる。そのとき、自分の自己愛に潰されそうになり、自己防衛にくたくたになるだろう。そのうち、うまく仕事をこなしうまく人間関係をこなす人々に対する嫌悪感が頭をもたげてくるだろう。だが、そういった状態で、いわば苦しんで仕事を続けるからこそ、そこから君たちは多くのものを学ぶことができる。こうした理不尽な状態を簡単に割り切ずに見据えて、それに苦しむこと、これはたいそう自分を鍛えてくれる。
(引用:『働くことがイヤな人のための本』より)
ただ、この内容は「ただ仕事ってイヤだよね!」を論じただけの本にあらず。
哲学らしく「生きる意味」を論じた本で、これ読まなきゃソンくらいの本だと思います。
ぜひ「生きがいが見出せない…」と悩まれている方は、このGW期間に読まれてみてはいかがでしょうか?
【まとめ:『緑陰の読書』に興じるための3冊】
いかがでしたか?
今回は「ゴールデンウィーク中に読むべき3冊」というテーマで本を紹介させていただきました。
なかなか社会人となると、本を読む機会もめっきり少なくなってしまいます。
そんなときこそ、
「読書は最高の自己投資!」
ということを思い出して、有意義に時間を使っていただければと切に思います。
ただ、もちろん本といっても漫画からも学ぶことがありますので、
ぜひ、「公平が選ぶ漫画5選!」の記事も参考にしてみてくださいね。
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今回ご紹介させていただいた3冊については、とっかかりやすい本ですので、
ぜひゴールデンウィーク期間を利用してサクッと読んじゃってくださいね!
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平