どーも。今年はいろいろと「変化」の年になりそうで2021年はワクワクしております、公平(@kohei_nagura)です。
さてさてさて、お待たせいたしました。
毎年恒例、公平の新年の抱負のコーナー。
(え、誰も待ってなかったって?´・_・`笑)
とにもかくにも、いつの間にか2021年になっていました。
みなさま、まずは新年あけましておめでとうございます!
昨年2020年は、本ブログをご愛読いただき誠に誠にありがとうございました。
本年も引き続き、何卒【時々、まわりみち。】をよろしくお願いいたします。
というわけで、さっそく2021年の1発目の記事は、
『2021年の抱負とその他もろもろ』
というテーマでつらつらお話させていただきます。
【2021年の抱負:「明鏡止水」の精神で】
もう、今年2021年の抱負はズバリこれですね。
「『明鏡止水』の精神で、心をクリアに」です。
昨年は、「四次元的発想で物事を捉えること」という難しい抱負にしちゃったので
今年は、超めちゃくちゃシンプルにわかりやすい四字熟語にしてみました(笑)。
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では、本年の抱負を『明鏡止水』に決めた理由なのですが、
今年から組織のリーダーになるので「誠実に仕事をしたい」と考えたからです。
そもそも、『明鏡止水』の
「明鏡」:「曇りのない鏡」
「止水」:「流れをやめ静止している水」
のことです。
広辞苑によれば、
(くもりのない鏡と静かな水の意から)邪念がなく、静かに澄んだ心境
とのこと。
これ、ちなみに中国の故事成語に由来するのですが、ご存知でしょうか?
かの有名な老荘思想のひとつ 『荘子』の「徳充符篇」にのっているコトバです。
この「徳充符篇」の内容としては、
心が「徳」で満たされていくと、それが外面にもあらわれてくる
というものです。
「徳充符篇」は4つの寓話からなりますが、「明鏡」は2番目に、「止水」は最初に出てきます。
《明鏡》
「鑑明らかなれば則ち塵垢止まらず、止まれば則ち明らかならざるなり。久しく賢人とおれば、すなわち過ちなし。」(鏡に曇りがないのは塵がつかないからであり、塵がつくと鏡が曇る。長く立派な人といると、曇りは消える)
***
《止水》
「人は流水に鑑みること莫くして、止水に鑑みる。唯止まるもののみ能く衆衆の止まらんとするものを止む」(人は流れる水を鏡として使わず、止まっている水を鏡とする。ただ不動の者だけが、安らぎの心を求めるものにそれを与えることができる)」
これらの細かい説明は省きますが、『明鏡』がいいたいのは、
「心の鏡が光っていればゴミはつかない」
ということであり、また『止水』がいいたいのは、
「人は流れる水ではなく静止した水を鏡として自分の姿を映す」
ということなんですね。
結果これらのふたつのコトバから考えると、人間は
明鏡:外面にとらわれず本質を見抜く
止水:何事にもまどわされない不動の心をもつ
が必要であり、ふたつを合わせて「静かに澄み切った心の状態」という『明鏡止水』になったのです。
…ちなみに、今年の抱負に『明鏡止水』をチョイスした最初の理由は、
なんかカッコよかったからっていう話は小声で言っておきます(笑)。
【究極の利他精神をもちつつ金融資本主義の社会で生き抜く】
「明鏡止水」の心でいること、これが2021年の抱負ではありますが、あくまでも本質はさらに先にあります。
もちろん「明鏡止水」モードで日々は過ごしつつも、
『究極の利他主義をベースにしつつ資本主義社会を強く生きる』
ということが、個人的には大きなテーマです。
本ブログでは、いつも再三にわたり
「人生の目的は『世界を平和にするための一助となる』」
というようにお伝えしています。
僕の人生の目的(ゴール)は、多種多様な価値観を認め合う世界を創ることです。これが実現すれば、世界から戦争や飢餓がなくなり、ひいては金融資本主義が産み出した醜いカネの奪い合いもなくなるでしょう。そして、多様な人たちがいきいきと暮らす社会へ向かうはずです。
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これは、ひょっとすると壮大なテーマすぎると考える方もいらっしゃるかもしれません。
でも、これって勝手にできないと自分で思い込んでるだけで、本当のところ、
世の中が平和になった方が生きやすい世界になるじゃないですか。
とにかく当たり前の事実ですが、この世の中の誰も争いなど求めていません。
たしかに、あえて争いを選ばないといけない瞬間も資本主義社会なのであるにはあるかもしれませんが、
人間の根本の根本を考えれば、いがみ合うためではなく協調するためにいろいろな人が存在するのです。
昔『ドラえもん』のマンガで、ドラえもんが
「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」
と言っていたのを思い出します。
意外と、戦争が起きる理由はシンプルで「どっちも自分が正しいと思っているから」です。
「私が正しい!」「俺が正しい!」と口に出さないまでも、心の中で思ってるからこそ、
「あなたの言うことは間違い!」「アイツの言うことは違う!」と決めつけてしまうのです。
当然それぞれの守るべき価値観はありますので、そこは譲らなくていいと思います。
かくいう僕自身も、仕事でもプライベートでも『自分の価値観に反すること』は一切ことわっています。
「いや、それはやりません。」「たしかにわかるけど、その考えは違いますよね。」と、断言してます。
でも、これは自分を守るためには当然し続けないといけないことでもありますし、
もし仮に価値観が揺らぐことを受け入れてしまったら自分が自分でなくなります。
ただ、それはある意味で最終手段であり、いちいち「や、それは違います」とか言ってたら「こいつなんなんだ」ってなりますよね(笑)。
さてさて、ここで『究極の利他主義をベースにしつつ資本主義社会を強く生きる』というテーマに戻ります。
ここまでお伝えしてきたように、
人類が誕生し存在し続けている理由は「お互いが助け合うことができるから」です。
もし世の中が戦争戦争の毎日だったとしたら、いまごろは完全に人間など存在していなかったでしょう。(んな当たり前のこと言うな!ってかんじですね笑)
って考えると、
相手の話を聴くだったり価値観の違いを認めるだったりはメチャクチャ重要です。
では、なぜこんな大事なことをできない人がいるかはもう明らかですね。
要は、「自分に自信がないから」です。
人生の悩みなんて「自信のない状態」が元の原因なんです。最初は、根拠のない自信から始めてもいいかもしれません。結果が出ないと嘆くのではなく、まずはエフィカシー(自己肯定感)を高めること。自信を持つことが先、そして後から素晴らしい結果がついてくるのです。
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これ、普段の講師としての仕事をしているとホントにつくづく思うことなのですが、
とにかくエフィカシー(自己肯定感)が低い人は結果がついてこないことが多いです。
もちろん、これは生徒さんに限った話ではなくオトナも一緒。
当たり前の話なんですが、
相手のことを思いやれないときって自分に余裕がないときじゃないですか?
以前、大変お世話になっていた上司の方に、仕事だけ一生懸命で、 相手のことだけを真剣に考え、自分を疎かにしていた際に、
自分を幸せにできないヤツが、相手を幸せにできるワケがない。
という言葉をいただき、ハッとしました。仕事場であればお客さんのことを、自宅であれば家族のことを第一に考えがちですが、いったん立ち止まって、同時に自分を第一に考えられているか、と思い返してみてください。
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ってことは、つまりは自分に余裕がないってことは「エフィカシーが低くなっている」ということです。
「どーせ私なんて…」「どーせ俺なんて…」と口グセになってる方、それはいま極限までエフィカシーが低くなっているのです。
なので、まずは相手のことを思いやる、すなわち
『利他主義』で生きるためには当然まずは自分ありきということです。
そのためには、「外面にとらわれず本質を見抜く」だったり「何事にもまどわされない不動の心をもつ」だったり、
先ほどからお伝えしているような「静かに澄み切った心の状態」の『明鏡止水』でいるのがベストいうことですね。
そのうえで、この『金融資本主義』の社会を強く生き抜くしかないのです。
あなたも、学校で会社で「◯◯点だから勉強が必要だ」だとか「今月◇◇件の営業成績だから来月がんばらないと」だとか『点数主義』の弊害を感じていることでしょう。
ただ、そんな世の中を「世間がわるいから!」とバッサリ切り捨てるのではなく、
もっともっとエフィカシーを高めて社会の中で強く生きていくしかないのです。
「じゃ、そのためには『争う』しかない!」のではなく、まずは相手の価値観を認める『利他の心』がベースにありき。
そのためには、世のルールである「資本主義社会」をうまくかいくぐりながら強かに生きていく必要があるのです。
こんなエラソーに語ってますが(笑)、まだまだ僕自身も修行中なので、今年1年いろいろとその点を意識していけたらと思います。
そんなわけで、毎年恒例かなりの長文になってしまいましたが(笑)、
2021年も本ブログ【時々、まわりみち。】をどうぞよろしくお願いいたします!
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平