時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

【3.11】東日本大震災から7年。震災と向き合い、生きるということ。

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どーも。長い冬が過ぎ、札幌も春の暖かさを感じる今日この頃、公平です。

 

 

 

 

早いもので、今日で東日本大震災から丸7年

 

先ほど、14時46分、1分間の黙祷を捧げました。

 

 

 

 

2011年3月11日。東北を襲った地震と津波。

 

 

 

 

この震災により、2万2000人以上の方が犠牲になり、

今現在も、7万3000人の避難者がいらっしゃるということです。

 

 

福島第一原発の事故についても、まだまだ問題が山積みです。

 

 

 

 

 

東日本大震災から7年経った今日、本震災を振り返ります。

 

 

 

 

 

 

【2011.3.11、想いを馳せる。】

 

 

ちょうど、今日で東北を襲った東日本大震災から7年が経ちます。

 

 

 

 

 

 

その当時、まだ僕は実家のある神奈川県に住んでいました。

 

 

 

一浪して臨んだ第一志望の国立大学受験。

 

しかし、残念ながら結果は不合格

 

 

 

 

 

 

自信があっただけに、非常に落胆しました。

 

 

 

自分も予想外の結果にショックを受けましたが、

両親も、それは非常に期待していたことだろうと思います。

 

 

 

 

 

そのため、未熟だった自分は余裕がなく、母親と人生最大の言い争いをしました。

 

家族もバラバラになりかけ、これで人生は終わるんだな、と思いました。

 

 

 

 

 

しかし、不合格通知を受け取って3日後、未曾有の大震災が発生しました。

 

 

 

 

 

テレビでは、言葉を失うような津波の映像が流れていました。

 

東北では、マグニチュード9.0を観測したと報道されていました。

 

 

 

 

 

 

僕の実家でも、震度5強という大きな揺れを体感しました。

 

 

 

最初は、「また地震か…」くらいでしたが、徐々に大きくなってきて、

 

これはおかしい、危ない」と、感じました。

 

 

 

 

 

 

 

地震が起こった14時46分、家には僕と母親と飼い犬(ダックス)がいました。

 

 

 

 

すぐに、大きいリビングのテーブルの下に3人で潜りましたが、

願いに反し、揺れは大きくなるばかり。

 

 

 

ベランダに干してあった洗濯物は下に落ち、植物鉢はひっくり返り、

キッチンの冷蔵庫の扉が開きモノがたくさんボトボト落ちてきました。

 

 

 

本当に、死んでしまう…と命の危機を感じました。

 

 

 

 

揺れが止んでからも、テレビに映し出されている状況が現実だと受け入れられず、

震災発生から数日後から、計画停電で夜にロウソクで生活する日々が続きました。

 

 

 

 

 

 

しかし次第に、こんな受験がダメになったくらいの小さいことで悩む自分が情けない

震災で故郷や家族を失った方々に申し訳ない、と感じるようになりました。

 

 

 

 

この経験があったからこそ、二浪して再び大学受験することを決意し、

無事に念願の第一志望の大学に合格することができたのだと思います。

 

 

 

 

 

 

いま振り返れば、諦めないで良かったと心から思いますし、

周囲のサポートの温かさを感じる経験をすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に、亡くなった方のことを考えると、今でも心が痛みます。

  

東日本大震災は、僕個人にとっても、人生を左右するほどの大きい出来事でした。

 

 

 

 

 

 

【絶対に東日本大震災を忘れてはいけない】

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東日本大震災は、東北の方にとっても大きな出来事でしたが、

自分にとっても、今でも忘れられない重要な出来事です。

 

 

 

 

 

経験が浅く、人生に絶望していた当時、

 

東日本大震災は自分を救い生きる活力を与えてくれました。

 

 

 

 

 

 

こんな受験で落ちたくらいで、人生に絶望してはいけない。

 

日本には、自分以上に辛い思いをしている人がたくさんいる。

 

 

 

 

 

 

 

復旧のため、被災地に足を運び支援する方々の姿を見て、涙が止まりませんでした。

 

様々な形の絆を目の当たりにし、

やっぱ、人間って素敵だな…

と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は自分が、恩返しのため、世の中に還元する番です。

 

 

 

 

体験したストーリー、また得たことや考えたことを、

 

自分なりに次世代に伝えることが自分の役割です。

 

 

 

 

 

月並みの言葉かもしれませんが、僕にとっても、日本にとっても、

 

さらに言えば、世界の人々にとっても、非常に大きな出来事でした。

 

 

 

それぞれの、

東日本大震災から得る教訓があり、意味を見出さなければいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、こんな言葉をシェアしたいと思います。

 

 


東日本大震災が起こった理由を探すのではなく、東日本大震災が起こった意義を探そう。

 

 

 

 

 

これは、細川貂々さんの『ツレがうつになりまして。』からヒントを得たものです。

 

 

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

 

 

 

 

 

 

 

 

映画にて、奥さん(宮崎あおいさん)の旦那さん(堺雅人さん)がウツになったことに対する、

 


『最近は、うつになった原因を探すより、その意味を考えるようになった。』

映画『ツレがうつになりまして。』より)

 

 

との言葉を拝借し、少し変えたものです。

 

 

 

ツレがうつになりまして。

ツレがうつになりまして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震災が起こったことを嘆き、悲観だけして、原因を探ったところで前には進めない。

 

前を向いて、少しずつでも良いから、一歩一歩、踏みしめて歩いていかなければならない

 

 

 

 

 

 

 

 

その道のりは、 まわりみちかもしれませんが、

 

東日本大震災から目を背けてはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

希望を持って、生きましょう。未来は、絶対に明るいものになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平