時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

予期せぬ東証システム障害による終日取引ストップ、ここから学び日常に生かせるひとつの教訓。

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どーも。あつ森ハロウィーンアップデートでリアル世界でもカボチャを育てたいと夢みる今日この頃、公平(@kohei_nagura)です。 

 

 


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さて本日は、つい1週間ほど前の10月初日に起こりました、

「東京証券取引所システム障害」

について、ちょっとだけ気になったことをお話させていただきたいと思います。

 

 

 

ぜひ「難しそうだ〜(´;ω;`)」と思わず最後まで読んでみてください!あなたの人生に活きる教訓がきっと見つかります(笑)

  

 

 

【東証システムトラブルで日本経済に大きな影響】

 

東京証券取引所で先週10月1日、システム障害が発生して取引が全面的に停止する事態となりました。

 


東証・前代未聞の終日取引停止・・・一体、何が起きた(2020年10月1日)

 

 

いままで、これほどまでに大きなシステムトラブルということはなく、

システム障害で全銘柄の売買を停止するのは2005年11月以来でした。

 

 

 

この1週間で多くのメディアが報じているとおり、資本市場の中心となる取引所にて、

全銘柄が終日取引できないのは過去にほぼほぼ例のないことで日本全体がバタバタしました。

 

まさに、日本市場の信頼を揺るがすほどの大騒ぎといってもいいでしょう。

 

www.jiji.com

 

 

 

これ、そもそも株をしない方には想像しがたいことかと思いますが、

たとえば1000万円など高額で売買される方にとっては冷や汗モンです。

 

 

あまりにでかい金額のため現実離れしそうですが、仮に、

あなたがコツコツ何十年もかけて貯金した1000万円があるとします。

 

それが、たった1日にして東証システムトラブルで利益がマイナスとなり、

ひどい場合だと、半額もしくは半額以下ほどの戻りしかないとしたらどうでしょうか?

 

 

そんなとき「おい!東証はどう賠償責任取るんだ!」となると思います。

 

 

 

しかしながら、法律上は現在のところは東証が各投資家に対する賠償責任をとる必要性はありません。

 

と考えれば、あまり海外では取り上げられていないものの今回の事態の大きさが身にしみるかと思います。

 

www.nikkei.com

 

 

 

さらにですね、東証では通常では毎日約3兆円(!)ほどの取引があり、

これほどの売買機会が失われたと考えるとなかなかヤバい事態ですね。

 

 

また今後のことを考えると、いまや東証の日本株売買の3分の2は日本ではなく海外の投資家が占めており、

どんどん今後この海外投資家が離れていき、このアフターコロナの経済停滞に追い討ちをかけそうですね。

 

 

 

 

 

…とまあ、いきなり東証システム障害を引き合いに不安を煽ってしまいましたが(笑)、

なにも悲観視することはなく、ここから学んで今後に活かすことができればいいんです。

 

起こってしまったことは仕方ない。

なぜなら過去は変えられないから。

 

ずっと過去に執着しても、それは意味がないことです。

 

  

www.life-travel-consultant.com

  

 

では、今回の東証システム障害よりどういうことがわかるのでしょうか?

  

 

 

【Expect the best. Prepare for the worst.】

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それでですね、この東証システム障害に関係アリなのですが、

みなさんは、この以下のコトバ(名言?)をご存知でしょうか?

 

Expect the best. Prepare for the worst.

(最前を期し、最悪に備える)

 

 

 

これ、僕が働いている塾で受験生にしきりに伝えられるコトバなのですが、 

どういうことかというと、もちろん受験の世界に絶対合格などありません。

 

そのため、めちゃくちゃワクワクする第一志望合格に期待を爆発させながらも、

同時に、安全圏内の控えの大学も何校か併願をしないといけないということです。

 

 

この控えの大学がまさに「the worst(サイアク)」にあたりますが、人によっては、

受験全落ち、さらにもっと言えば高卒で働くことが「the worst」なのかもしれません。

 

 

 

もちろん、これは人によりけりなので受験生たち本人に考えてもらうのですが、この

『Expect the best. Prepare for the worst. (最前を期し、最悪に備える)』を東証は見落としていたのではないでしょうか?

 

 


東京証券取引所のシステム障害について解説します

 

 

ホリエモンが言うように、今回のアローヘッドのシステムトラブルというのは。

さまざまな対応策のなかでも「想定しえなかった」であろう問題が浮き彫りになったものです。

 

ただ、その「想定しえなかった」問題にもきちんとリスク管理をしておくことこそ東証に求められることです。

 

 

 

さらに言ってしまえば、今回の東証システム障害は「the worst(サイアク)」にはあたりません。

 

 

あまり自分自身そこまで内部のシステムに詳しくないのでなんとも言えないのですが、

どっかの国からのハッキングを受けるとか、そもそも何週間もシステムが止まるとか。

 

ここらへんが、東証にとっての「the worst(サイアク)」にあたるのかなと思います。

 

 

 

 

 

…ということで、専門外の東証の話ではなく僕の専門の「教育」の話に戻ると(笑)、

先ほども言ったように、受験生には「なにが『the worst』にあたるか」を考えてもらいます。

 

 

これは、なにも受験生だけではなく全生徒に考えてもらっていることです。

 

「キミが勉強しないことによる不利益はなに?」

「仮にキミがまったく知識を蓄えなかったらどんな未来が待っていると思う?」

のように、まずは『起こりうる最もイヤなこと』を考えてもらうのです。

 

 

 

もちろん、子どもだけじゃなく大人にも十分に使える話なので講師たちも考えますし、

当然、塾講師だけじゃなくどの職種の社会人の方にも応用できるすばらしい教訓です。

 

たぶん、コレは社会人になれば「リスク管理」という難しいコトバで表現することと思いますが、

ま、要は「とにかく『これだけは起こったらシャレにならん!』」ということを考えることです。

 

 

 

 

 

ただですね、そんな悲観視ばかりしていては脳がやられてしまいますから(笑)、だからこその、

『Expect the best. Prepare for the worst. (最前を期し、最悪に備える)』なわけです。

 

 

めっっっっっっちゃ「the worst(サイアク)」を想定したら、はい終了。

あとは、むしろ楽しいこととかワクワクすることを考えればオールOKです。

 

なんせ、心配事の9割なんて起こらないですから。

 

 

 

と、これだけ言っても「いや…心配事のなかの1割は起こるから…」と考えている方、

そんな方は、まずは心配性になりすぎない訓練をすることからスタートしましょう。

 

 

あなたは、1日に9個すごいハッピーなことがあって仮に1個だけイヤなことがあったらどうします?

寝る前まで、うじうじと「今日もあんまり良くない1日だった…」と悲しみのなか眠りにつくんですか?

 

  

それと一緒。「the worst(サイアク)」を想定したら「+(プラス)」に思いを向けましょう。

 

 

 

もちろん、東証に関しては常にイチ個人の何百倍、何千倍もの責任を背負っているので他のリスク管理などもあるでしょうが、

それぞれ個人の問題については、起こりうる「ー(マイナス)」想定後は好きなことだけ考えれば確実に人生イイ方向に進みます。

 

 

 ぜひ、この今回の東証の学びを、

『Expect the best. Prepare for the worst. (最前を期し、最悪に備える)』

 として日常に活かしていただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平