(画像引用:2019年11月3日『日本経済新聞 電子版』朝刊より)
どーも。11月に入り2019年の早さに驚愕する毎日、公平(@kohei_nagura)です。
さて、みなさま。ついに、ついに終わってしまいましたね。
え?なにが…って?
そりゃあ、もちろんラグビーワールドカップ2019日本大会ですよ!
もう、ここ1ヶ月ほどのブログ記事のうち3回がラグビーW杯の記事であきあきしてるかもですが(笑)、
いや〜、やっぱり書きたくなっちゃうくらい感動しましたよ決勝「南アフリカ戦 vs イングランド」戦!
ちょうど3日前に閉幕したラグビーワールドカップ、日本戦は特に感動しましたが、
とにかく、決勝トーナメントだけでなく1次リーグも含め学ぶことが非常に多かったです。
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そんな本日は、ラグビーW杯の総評および感じたこととして、
「誰もがみなリーダーである」(+リーダーシップを発揮するための4ステップ)
ということを、にわかファン代表としてツラツラお話ししたいと思います(笑)。
【目次】
【選手みんながリーダーだった、ラグビーワールドカップ2019】
ラグビーw杯2019 ワールドカップ閉幕。 「ラグビーっていいもんだね」 列島興奮 アジア初のラグビーW杯
まず、個人的な話なんですが、もともとラグビーワールドカップがはじまる前、
実は、僕はラグビーというものに全興味の0.1%くらいしか興味がなかったのです。
しかしながら、今回のワールドカップを見て現在ではドハマり状態なのです。
…というと、完全にラグビーのにわかファンであることがモロバレしてしまうわけですが(笑)、
おそらく、この1ヶ月で日本でW杯が開催されたことでファンになった方は非常に多いでしょう。
でも、そうやって日本にラグビーファンが増えたのは嬉しい限りです。(「どの口が言ってるんだ!」ってかんじですね)
そこで、ただ「ラグビー感動したよ〜!よかった〜!」で終わらせるのはもったいないということで、
せっかくだから、それぞれの今回の「ラグビーW杯の教訓」を考えていただきたいのです。
正直、このラグビーワールドカップから得たことなんて観戦してる人のぶん山ほどあると思いますが、個人的に最も強く感じたのは、
「誰もがリーダーになることができ全員がリーダーシップを発揮すれば組織はうまいく」ということです。
では、3日前に行われた「南アフリカ戦 vs イングランド」戦を例に考えてみましょう。
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会最終日は2日、横浜国際総合競技場で決勝を行い、南アフリカがイングランドを32―12で破り、2007年以来3大会ぶりの世界一に輝いた。優勝3度はニュージーランドに並んで最多。
イングランド VS 南アフリカ -ラグビーワールドカップ 決勝
日本も決勝トーナメント準々決勝3-26で敗北と、圧倒的な強さを誇った南アフリカですが、
それぞれの選手がリーダーとしての意識を持ちリーダーシップを発揮したことが大きな勝因です。
以前の記事にも書いたことなのですが、日本が決勝トーナメントに進出できた最大の理由のひとつが、
リーチ・マイケル主将だけでなく、それぞれが「リーダー的視点」をもっていたことです。
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もちろん、今回の「南アフリカ戦 vs イングランド」戦でも、
南アフリカ黒人初の主将であるシヤ・コリシ選手というキャプテンがいました。
ただ、アパルトヘイト(人種隔離)の時代から「白人のスポーツ」とされてきた南アフリカのラグビーの歴史で、今回は
この黒人主将のコリシ選手だけでなく、他にも黒人選手として今大会トライランキング2位のマピンピ選手も活躍しました。
さらには、決勝で22得点をあげ、今大会通算で69得点として得点王に輝いたポラード選手もキャプテンかと間違うくらいの大活躍でした。
そんな数年前までは人種差別だなんだといって争っていた時代と比べ、今ではさまざまな人種の選手それぞれがリーダーとしての意識をもち、
そんな中でもチームとしての役割を考え優勝を手にしたことは非常に大きな意味合いがあると強く感じた決勝戦でした。
南アフリカ歓喜最後のお辞儀 南アフリカ×イングランド決勝ラグビーワールドカップ Final South Africa×England Rugby World Cup 2019 Champions
それでは、そんな「リーダーとしての意識」ということですが、
なにをしたらリーダーシップが発揮されるのかということを詳しく見ていきましょう。
【リーダーシップを発揮するための4ステップ】
では、リーダーシップを発揮するための4ステップを見ていきます。
そもそも、「リーダーシップとはなにか?」という話からしていきましょう。
多くの人が、リーダーシップというのは、誰かが1人で背負うべき重荷だと思っている。しかしリーダーシップの責任を1人で背負うというのは、燃え尽きにつながる最短の道だ。病棟の責任者が、すべての患者の症状が自分1人の肩にかかっているなどと考えたとしたら、ストレスが蓄積して「コンパッション(共感)疲労」を生じることになる。同様に、営業責任者や最高財務責任者が、株主への配当に関する責任はすべて自分が負っているなどと考えては、巨大な責任の重みに押しつぶされてしまう。
よくある間違いとして、
「リーダー=責任のある最高権威を持つ者」
として考えられていますが、これだけではリーダーの定義が不十分です。
まぁ、会社や学校などの組織を見れば勘違いするのもムリないでしょう。
日本という国で首相である安倍さんが頭を下げたり、最近でいうと大臣が2名ほど辞めたりしている様子を見れば、
「リーダーが問題が起きた場合は謝って辞職する」のが当たり前と思うようになりますよね。
ただ冒頭でも言ったように、誰もがみなリーダーになることができるということは非常に重要です。
…大事なことなので、もう一回だけ声を大にして言います。
そこのあなたも必ずリーダーになる素質をもっているのです。
ではでは、そんなリーダーになるためのたった4プロセスをサクッと見ていきましょう。
これについては以下の本を参考にしていますので、ぜひキニナル方は見てみてください。
潜在能力を最高に引き出す法: ビッグ・ポテンシャル 人を成功させ、自分の利益も最大にする5つの種
- 作者: ショーン・エイカー,高橋由紀子
- 出版社: 徳間書店
- 発売日: 2018/12/22
- メディア: 単行本
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〔1:自分のリーダーシップ能力に気づく〕
まず、人はどこにいても変化を教わるということを認識する必要がある。
(引用:『潜在能力を最高に引き出す法』(p124)より)
▼公平のひとこと
まずは、「自分は変化しているんだ」ということを強く意識すること。世の中、永遠不変なものなんてないからね。そして、自分のリーダーシップ能力に気づくことが第一歩!
〔2:人々を、リーダーシップを取りたいという気持ちにさせる〕
変化を求めるとどんないいことがあるのかを相手にわからせることだ。そうすると相手はその選択を自ら行う感覚を持つので、無関心や惰性をポテンシャルに変えることができる。
真のリーダーシップとは、問題に真剣に向き合って解決の道を見つけることであって、責任のたらい回しをすることではない。企業の場合なら、あらゆる立場の人にエンゲージメント(帰属意識)とリーダーシップを持たせるようにできなければ、ビジネスの業績に必ず直接響いてくる。
(引用:『潜在能力を最高に引き出す法』(p127〜128)より)
▼公平のひとこと
逆説的だけど、自分がリーダーシップをもつためには「人にリーダーシップをもたせる」ことも大事。その際、相手に「変化することはイイもんだよ〜」ということを実体験をもとに語るとGood!
〔3:リーダーシップを強化する〕
変化を維持していくためには、人々の変化を起こそうとする努力に報い、それを強化していかなければならない。人々に「進歩の跡」を示すことによって「それぞれの昔からのリーダーシップ」を継続的に動機づけることが非常に重要だ。
最大ポテンシャルは「好循環」が引き出すものであることを覚えておいてほしい。周りの人にパワーを広げれば広げるほど、あなた自身にもパワーが与えられるのである。
(引用:『潜在能力を最高に引き出す法』(p136〜137)より)
▼公平のひとこと
いかに自分も相手もリーダーシップをもてる段階まできたら、あとは「いかに変化を維持していけるか」が非常に重要になってくる。このステージは、「良い波」すなわち「好循環」という言葉がカギだ!
〔4:どんな場所からでもはじめられるリーダーシップ〕
私は、どんな仕事でもリーダーシップにつながる道を見つけることは可能だと信じている。そのためにはまず、「意味」とどうつながっているかを知る必要がある。
人は自分の仕事を、「勤め」「キャリア」「転職」のうちのいずれかと認識しているのだそうだ。「勤め」は給料を得るために我慢してしなければならない仕事。「キャリア」は社会において名誉や地位をもたらす仕事。そして「天職」というのは、自分が何者であるかと言うアイデンティティと切り離せないもので、人生に充実感と意味を与えてくれる仕事である。この「天職」が、最大ポテンシャルにつながる仕事だ。
(中略)
リーダーシップを発揮するかどうかは自分で選択できるだけでなく、それによって仕事に意味がもたらされる
(引用:『潜在能力を最高に引き出す法』(p137〜139)より)
▼公平のひとこと
ここまでリーダーシップを維持できるようになったら、あとは「全分野で応用可能」ということを感じるだけ。どんな人もリーダーシップにつながる道があるし、その各々のリーダーシップで行動に意味が出る!
【まとめ:どんな分野でもリーダーシップは発揮できる!】
今回は、ラグビーワールドカップ2019の総評として「誰もがみなリーダーになれる!」という話をしました。
正直、いまの日本においてリーダーになろうと意識する方は全世界と比べるとだいぶ少ないのではないかと感じています。
その理由としては、
①日本は「みな一緒に精神」が根づよい
②自分以外のことで責任をとりたくない
が大きな要因ではないでしょうか。
しかし、いまの時代だからこそリーダーシップが重要なのです。
「出る杭は打たれる」といいますが、逆に出すぎた杭は打たれません!
そんなことを、今回のラグビーW杯は最高の感動とともに教えてくれた気がします。
おそらく、それぞれがいろいろと感じるところのあったラグビーワールドカップ2019日本大会だったかと思いますが、
「誰もがみなリーダーである」→「どんな場所からもリーダーシップは発揮できる」
と改めて考えてみて、自分の好きな国や選手を多面的に見て見て今回のW杯を再び楽しんでみてはいかがでしょうか?
ラグビーワールドカップ日本大会!素敵な感動を与えてくれてありがとう!
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平