時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

新しい職場に勤務してちょうど3ヶ月、改めて仕事ということについてマジメに考えてみた。“働く”ことが楽しくなる、たった3つの要素とは?

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どーも。今年度最後の3/31に想いを馳せて1年間を振り返り中、公平です。

 

 

 

 

 

本日は2019年3月31日ということで…いよいよ2018年度も終わりですね!

明日から新生活スタート!」という方も多いのではないでしょうか??

 

 

 

と同時に、私ごとではありますが、本日で新しい職場に勤務して3ヶ月が経ちました。

 

旅行会社での仕事から塾講師に転職し、今は春期講習という忙しい時期なのですが、

大変ながらも、日々の幸せをかみしめながら働くことができています。

 

 

 

そこで本日は、この“働く”ということが楽しい理由ついて、少しマジメに考えてみました。

 

 

 

【目次】

 

 

【「“働く”=好き」になるための3条件】

〔1:人間関係〕 

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まずは当たり前ですが、職場の「人間関係」が良くないと仕事は楽しくないですよね。

 

 

 

実際に「職場の人間関係が難しい」との回答は、ある調査では80%以上だと言います。

 

news.mynavi.jp

 

 

 

もちろん、自分と気が合うような同僚や後輩は数名はいることもあるとは思いますが、

やっぱり「仕事」という性質上、なにかと周囲を気にかけることがあるのも事実です。

 

 

 

僕も、前職で人間関係がうまくいっていなかったということではないのですが、

いま現在の職場は、ビックリするくらい「人間的にできた方々」ばかりです。

 

忙しいときはありながらも、絶対に笑顔は絶やさないステキな職場です。

そんなスバラシイ職場に“ご縁”があったこと、本当に感謝しかありません。

 

 

 

 

 

正直、大学に入ってからは「大人って意外とロクなもんじゃないな(←失礼!)」と思ったりもしましたが、

いま改めて27歳になって考えてみると、みんな自分のことで精一杯なんだなぁ」と強く強く感じています。

 

 

 

 

おそらく、この記事を読んでいただいているあなたも、やっぱり自分のことで精一杯だと思います。

 

 

でも逆に、そんな「自分を大切にする」という当たり前のことをすっ飛ばして仕事をすると、

それが、他の人への悪態や裏切りに変わり、人間関係がどんどんくずれていってしまうのです。

 

 

 

日本での働き方、ひいては「世界中の解決しなければならない壮大なテーマ」ではありますが、

まずは「自分から変わる」ことが人間関係を改善する第一歩であることは間違いないでしょう。

 

 

 

〔2:給与〕

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次は、これまた当たり前の「給与」が十分にあること。

 

「お給料が少なくても仕事に満足してる!」なんて言っている人がいたら…それは真っ赤なウソです。

生活できないくらいの賃金しか得ていなかったら、「仕事=好き」の状態には決してなりません

 

 

 

 

 

僕も新卒で入った会社にいるときは、「給料が少なくても楽しく働いているからイイかな!」と思っていました。

 

 

しかし、毎月お金を切りつめ切りつめ生活していたあのころ、いま振り返れば「仕事=好き」ではありませんでした。

絶対に、頑張って汗水たらして働いたぶん、ちゃんと対価としての賃金をもらわなければ満足することはないです。

 

 

 

このあたりは「古典経済学」を勉強すれば納得できるかと思います。

特に、ケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』は必読の書です。

 

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)

 
雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫)

雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫)

 
雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)

雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)

 

 

 

ただ、一点だけ注意することがあります。

 

それは、「お金の奴隷にならない」ということ。

ひいては、「資本主義マインドを身につけないこと」と言いかえてもいいでしょう。

 

 

 

自分の人生において、“お金=最重要事項”となったら人間を変えるのが相当難しいです。

それくらい「お金の呪縛」というのは強固でやっかいなものだということです。

 

 

 

ですので、仕事をする際に「給与」「賃金」を考えることは自然なことではありますが、

あくまで「給与=楽しく仕事をするための一要素」と捉えるくらいがちょうどいいでしょう。

 

 

〔3:仕事の内容〕

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なんだかんだで、コレが最も大事かと思います。

「やりたいことをやる!」ということです。

 

 

 

 

 

これまた、塾の生徒と話して再認識したことでもあるのですが、

「大学受験=ちゃんとした高給取りの仕事につくための手段」と勘違いしている生徒が非常に多いということです。

 

特に、理系を選択したいと考えている理由が「つぶしがききそう」という子。

これは、完全に周囲の大人(+メディア)のせい です。

 

 

 

そして、自分の本当の「やりたいこと」がわからずにどんどんエフィカシー(自己効力感)が下がり、

「どうせ夢や目標なんて達成しないんだ…」という考え方のクセ がついてしまうのです。

 

 

このあたりは、以下の『アファーメーション』という本が参考になるかと思います。

 

アファメーション

アファメーション

 

 

 

 

実際に僕自身も、新卒で旅行会社に入社した理由は「海外に行くことで人生が変わった!」という経験からです。

 

 

しかし、ここが最大の落とし穴だったのですが、「自分自身が海外に行くことはない」、つまり、

「自分のやりたいこと=旅行商品を売ること」ではなかった、ということです

 

 

 

たしかに、ビジネスマナーや様々なノウハウを習得できたのは大きいですが、

仕事の内容自体が自分のやりたいことと完全にズレていたのです。

 

 

 

ということで、どれだけ大変でも立ち帰れる原点、

「仕事の内容=やりたいこと!」であることが最重要なのです。

 

  

 

 

【まとめ:すべて3つの要素がそろってはじめて「“働く”=好き」】

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ここまで私ごとではありますが、“働く”ということが楽しい理由について、

そのうえで「“働く”=好き」になるための3条件についていろいろと考えてきました。

 

 

 

この「仕事」については、社会人になったら考えずにはいられない大きなテーマです。

特に家族がいる方にとっては、ご家族の理解なども必要になり難しさも増しますよね。

 

 

それでも、やっぱり「働く」ことを楽しくしたいのは人間であれば当然のこと

とすれば、上記であげた3要素は基本でありながらも必要十分条件なのではないでしょうか?

 

 

 

他にも多面的に「仕事」を考えてみたいという方は、以下の川村元気さんの『仕事。』がオススメです。

 

仕事。 (文春文庫)

仕事。 (文春文庫)

 

 

 

 

改めて考えてみて、新しい職場にきて忙しく大変なことがあったのは間違いありません。

しかしながら、「いま働いている自分の環境は幸せだ!」と胸を張って言えます。

 

 

 

まだまだ、僕自身も「仕事を楽しく」するための発展途上の段階ではありますが、

これからも「“働く”=好き」になるための努力を引き続きしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

今回の記事が、仕事について悩んでいる方にとっての一助になれば幸いです。

ぜひ、みなさまも「“働く”=好き」の状態にして楽しい毎日をお送りくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

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