時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

世界的なニュースに対して当事者意識をゆるゆる持つことで最終的に自分に返ってくる説。当事者意識が人間力を高めるのに役立つという話。

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最近の食事についてのマイブームは自家製ササミにわさびドレッシング、公平(@kohei_nagura)です。

 

  

本日は、ちょいとオカタイ話「当事者意識」について思うことをつらつら述べていきます。

 

 

 

【圧倒的当事者意識っ…!】

 

そもそも、なぜ「当事者意識」なんて説教じみたテーマで使われがちな話をしようと思ったかというと、

仕事にて、毎日送っている日報に関して職場の社長からこんな返信がきたことが発端です。

 

むかし塾長と話していた時に、「北朝鮮の核問題とか拉致問題が解決しないのは、誰のせいだと思いますか?」って聞かれたことがありました。

(中略)

塾長は、「僕のせいなんですよね」って言うんですよね。「だって、もし僕が、圧倒的に影響力を持った政治家だったり外交官だったり、あるいは金正恩とか北朝鮮の政治体制を操れるくらいの力を持っていたら、この問題は解決しているからです。つまり、北朝鮮問題が解決しないのは、今の僕にその力がないからで、僕のせいなんです

当然、僕は「え?」ってなりますよね笑意味不明じゃないですか?多分、そのときの僕の反応は、「は、はぁ・・・なるほど」みたいな感じだったと思います。うーん確かに、もし塾長にその能力があったら解決しているわけなので、理屈では確かに「その通り」、なんですよね・・・とはいえ、『いくらなんでもそこまで』、と思うわけです。どんだけの『当事者意識』なんだと。 

 

…というわけで、この塾長の考え方、みなさんはどうお感じになりますか?

 

社長の言うように、ほとんどの人は 「いくらなんでもそこまでは…」 ってかんじかな〜、と。

 

 

 

ただですね、僕は最初こそ「んなまさか!」とツッコミを入れたくなるレベルだったのですが、仮に

世界的なニュースに対して『いくらなんでもそこまでの当事者意識』で日々生きていたとしたらどうなるかな…と考えてみたのです。

 

 

そうすると、

そのニュースにかかわる関係者としての自分に生きがいが出てくるのをふつふつと感じたわけなのです。

 

つまりは、圧倒的当事者意識っ…!というわけです。

 

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と、ここで大人になってから昔読んだ絵本『バイバイ、わたしの9さい!』という本の一節を、ふと思い出しました。

 

「どうしてママもパパも、毎日テレビのニュースを見て、新聞を読んでいるのに、世の中で起こっていることがこわくないの?どうして平気でいられるの?どうして子どもがゆうかいされないように、わるい人に殺されないように、なんとかしようとしないの?どうして人が飢え死にしないように、行動起こさないの?どうしてなにもしないでるの?

ママは、悲しみといごこちのわるさのまじったような、なんともいえない顔をした。

「わたしたちもできることをしているのよ。寄付もするし、選挙では、いちばんよい政治をしてくれそうな人たちに投票する。よくないと思うことがあれば、デモもするし…」

「でも、それで世の中はなにも変わってないじゃない!

「世の中を変えることなんて、できるのかしらね。こんなこと、もしかしたらあなたに言っちゃいけないのかもしれない。じっさい、わたしにもよくわからないしね。でもとにかく、こんなにもいろんなことを考えている娘がいて、ママはほこらしいわ!ほんとにすばらしいことよ

 

バイバイ、わたしの9さい! (文研ブックランド)

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この主人公の女の子は、10歳という2ケタの年齢になることで自分が大きく変わるんじゃないかと考えました。

 

そのため、上記のセリフのように世界的なニュースに対して大きな当事者意識をもつようになったのです。

 

 

  

結果として、ゆるゆると『当事者意識』を育てていった彼女はどうなったのでしょう?

 

 

  

【世界あちらこちらにいる人々への共感力が高まった状態の当事者意識が「人間力」を育てる】

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この絵本の主人公の女の子・タタラは、

当事者意識をもち続けて世界的問題を解決するための手立てを自ら考え記録します。

 

「とびきりだいじなことを書く、ひみつのノート」を出して、こんなリストを書きこんだ。

・食べるものがない人たちのために、お金持ちの人全員に、毎日一ユーロずつ寄付するようよびかける。

・戦争しようとしている人のあいだに、どうにかして割って入って、戦争やめさせる

・親に、子どもを愛し、まもる方法を教える授業する。

・幼稚園から高校まで、すべての学校で、愛、命、ほかの人たちをたいせつにすること、地球についての授業を義務化する。そして、どんな科目よりも力を入れて教え、生徒ひとりひとりの頭にしっかり入るようにする。

・もう学校卒業してしまった大人たち全員にも、同じ内容の授業をする。これも義務!

・世界中で同時に、コルネイユの歌をきく、大コンサートを開く。そして、アジアからアメリカ、ヨーロッパからアフリカまでひびくような、大コーラスをする

・そういったコンサートを、今度は世界のひとつひとつの国の歌でやり、すべての国の歌をうたうまでつづける。

  

 

 

こんな考えを続けに続け、最終的には彼女どうなったと思いますか?

 

…なんと、フランスの大統領と、アメリカの大統領と、サッカー選手のジダンに手紙を書いて、ほぼ100%ありえないような話ですが、

フランスのサッカー界の英雄・ジダンから直接会いたいと言われるにいたる のです!

 

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絵本の表紙の左がジダン、右が主人公の女の子タタラ

 

 

 

では、なぜか彼女はここまでのステージに立つことができたのでしょう?

 

それは、当事者意識を持つことで自分主導で動いていけたからです。

いいかえれば、「人間力が高まったから」です。

 

 

 

 

 

冒頭の社長のメールのように、「北朝鮮の問題」をニュースで見たからといって、

ほとんどの人は「あ〜大変だな〜」と思うだけで自分ごととは思わないでしょう。

 

 

また、最近なにかと話題の「アメリカとイランの問題」もいろいろあるなぁと考えるだけで、

「自分が解決できないから問題が残りっぱなしなんだ!」なんて思う人はほぼほぼ0%でしょう。

(実際、この文章を書いている自分ですら「いやぁ〜大変だなぁ〜」というかんじです(笑))

 

www.fnn.jp

 

 

 

でもですね、

このしきりに言われている「当事者意識」ってなんだかんだで人間に必要な要素 だと思うんです。

 

 

 

 

 

そもそも、日本だけでもさまざまなことが連日起こっているのに、

世界規模では、わたしたちが想像もつかないほどいろいろなことが起こっています。

 

ということを考えると、「視野が広くなりすぎて自分では…」と思う方もいるかとは思いますが、

自分以外のことに目を向ける「当事者意識」は人生が花ひらくための大きなタネとなるのです。

 

 

 

 

 

おそらく、学校や職場などでマイナス語句としてよく使われている「当事者意識」という単語ではありますが、

「いやだなぁ〜」と倦厭せず、まずは目の前のことから「自分ごと」として物事を考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平