どーも。改めて「チーズが最強の食材なんじゃないか」と思う今日この頃、公平(@kohei_nagura)です。
本日は、ビックリするくらい「グルン!」と考え方がひっくり返される
A次元(「Abstract dimensions(アブストラクト・ディメンションズ)」)
という、やや数学チックな話をしたいと思います。
でも用語のわりにそんな難しい話でもないので、ぜひ最後までご一読を(笑)。
【『A次元』の存在に気づき感情をコントロール!】
以前、わたしたちが普段生活している「物理空間」の逆にあたる「情報空間」という話をしました。
『情報空間』とは、簡単に言ってしまうと、「情報でできた空間」つまり「手で触れることができないものがある空間」=『情報空間』です。具体的には、テレビのニュースだったり頭の中で考えていることなんかは決して触れることができないので『情報空間』ですね。
この「情報空間」というのは、自分の頭の中にあるもの(思考や言語など)を中心とした、要は、
実際に見て聞いて触れられる物理的な「物理空間」の逆の概念が「情報空間」です。
そして、この「情報空間」の話に密接に関連して出てくる考え方が、
今回のA次元(「Abstract dimensions(アブストラクト・ディメンションズ)」)というものです。
ちなみに、この『A次元』という言葉は、脳機能学者の苫米地英人さんが提唱した概念で、
以下の本で詳しく解説されているので、今回はこの本の内容にそってお話していきます。
…と、まぁ本のタイトルからしたら少しうさんくさく感じるような表紙ですが(笑)、
とにかく中身はホントに衝撃的な内容で、この本のおかげで物事の見方が大きく変わりました。
つまりは、「A次元(=抽象的な次元)の存在を知っているかどうか」が非常に重要だということです。
「物理次元の上にもう一つ、『A次元』(アブストラクト次元=抽象次元)という情報の宇宙がある」と考えています。重要なのは、「人の思考・情動はその物理空間(物理次元)とは全然違うA次元にまで連続的に広がっている」という点です。「『A次元』というもう一つの宇宙を認識する、あるいは感じる」ことにあるのです。
(引用:『夢が勝手にかなう脳(苫米地英人著)』より)
なんとなく難しい言葉がならんでいて「?」だと思いますが、どういうことかというのをひと言でまとめると、
「あなたの考え方や感情というのはA次元というところまで広がる」ということです。
…と、これでも抽象的すぎるので(笑)、日常の1コマを使ってひとつたとえ話を。
それは昨日のこと、僕は仮歯の痛みがなかなかに強くなってきてしまったので、
急遽1日前に歯医者さんに電話予約を取り、診療してもらうことにしました。
あ…その前に!「なぜ僕が仮歯で治療しているか」についてはコチラ!(笑)
そこで起きた、実際の歯医者さんとの問答がこれです。
公平「すいませ〜ん。◯◯時から予約してたんですけど…」
歯医者さん「え?△△時からでしたよね。」
公平「あ〜そうですか…(いや、電話予約のとき確認したから◯◯時で間違いないと思うけど…)」
歯医者さん「なので、今は別の患者さん対応してるのでゴメンなさい。」
公平「あの…お電話でお伝えしたとおり痛みが強いので出来るだけ早く診ていただきたいのですが…」
公平「このあと何時くらいからだったら診ていただくことは可能ですか…?」
歯医者さん「(「あからさまに「ハァ〜」とため息をつきながら)じゃ今やります」
歯医者さん「(まったく笑顔なく)次からは予約時間になったら来てくださいね」
みなさんは、この会話のかけ合いを見てどう思われますか?
この会話で、「あ〜なんてイイ歯医者さんなんだ!」なんて思う方はいないかと。
そして、これが事もあろうにその歯科クリニックの院長というのだからビックリです。
…と、ハタから見たら「イラっ!」とくるようなことも、実は
「人の感情はその物理空間(物理次元)とはまったく違うA次元に広がっている」
ということを知っていれば、なんてことないのです。
つまり、この会話というのは耳で聞いた(=音波として耳に入った)ことなので「物理空間」であることはたしかなのですが、
そのあとの解釈だとか生まれる感情(ここでは「イラっ!」がそうですね)というのは「A次元」の存在物ということです。
物理学者が「ない」とするA次元を扱う学問が、心理学、哲学、情報科学です。そして、それらのA次元の学問を物理学と統合して考えようというのが、私の発明した、「脳と心」を一つに捉えた「機能脳科学」なのです。要するに、「物理学の理論のなかに『心のモデル』を入れないと、おかしいでしょう?」 ということです。物理学が自然に存在するものを説明する自然科学である以上、心を除外するなんて絶対におかしい。だって、心は自然に存在しているではありませんか。
(引用:『夢が勝手にかなう脳(苫米地英人著)』より)
よく心理学者さんなどが書かれた本に「怒りを感じたら?」という話が書かれているかと思いますが、
「機能脳科学」の世界では「『物理空間』と『A次元』を一つに捉え感情をコントロール」するのです。
…ただやっぱり、まだまだなに言ってるかちょっとよくワカラナイですね。
(引用:Twitter『がねーしゃk.y.o.s.』より)
もっと、人間の悩みを解消できるツールになる「A次元」について深く掘り下げてみましょう。
【物理次元は、A次元の写像である。】
個人的に、「A次元(「Abstract dimensions(アブストラクト・ディメンションズ))」を理解するには、
「物理次元は、A次元の写像である。」という言葉にすべてが詰まっている気がしています。
いうなれば、実際に存在していると思っている現実世界は「A次元に光をあてたときの影」みたいなものだということです。
人類のすごいところは、肉体を4次元空間に置きながらも、「脳と心」は宇宙より大きなA次元空間にまで広がっていることです。「いま、月の表面にいる」と心で思っただけで、実際には行けなくても月の表面に行くリアリティを感じることができます。 「人類はA次元空間を通り過ぎる旅人」 と言うと、「自分は本当にちっぽけな存在だ」と思うかもしれませんが、人類の「脳と心」がA次元にまで広がっていることを考えると、実は、「A次元という自分の「脳と心」の中を、ビッグバンが通り過ぎている」と見ることができるものです。
(引用:『夢が勝手にかなう脳(苫米地英人著)』より)
自分の考えていることや感情が「宇宙よりも広い!」なんて言われたらワクワクしませんか?(笑)
でも実際に「機能脳科学」上の世界ではそのとおりで、たとえこの世界(=物理次元)で「怒り」を感じたとしても、
あくまで「怒りのように見えるもの」も所詮は「写像」なので『A次元』での本当の感情が別にあるのです。
…と考えると、この世界でチマチマと悩んでいることがバカらしく思えてくる のです。
私たちの生きる4次元世界は、A次元から見れば突如オープンした映画館のようなもの。その映画館のような4次元世界の旅には、いまこの瞬間をたっぷり楽しむことに、それぞれの人生の最大の意味・役割があるのです。言い換えれば、「4次元世界を通り過ぎている間は、自分が本当に望むことに一生懸命、自由に、楽しく取り組む。それこそが、人間一人ひとりの人生に課せられた役割である」ということです。
(引用:『夢が勝手にかなう脳(苫米地英人著)』より)
ただ、この「物理次元は、A次元の写像である。」という話をすると、
「そしたら今この生きている世界は無意味なものということか!」
という話に膨らんできそうですが、決してそうではありません。
人にとってとにかく大切なことは、「4次元世界を旅する本来の役割を知り旅を自由にたっぷりと楽しむ」ことです。
「A次元」という新しい世界の存在を知ったからといって、ショーペンハウアーのように厭世的になる理由はどこにもないのです(笑)。
ではでは、最後にこんな嬉しい話で「A次元」の話をしめたいと思います。
そもそも、私の辞書には「自信」という言葉はない。なぜなら、A次元空間にアクセスできて、その役割を全うするものにとっては、自信もへったくれもなく、ただ圧倒的強さがあるのみです。すべてを凌駕する力は、持っていて当たり前だからです。つまり、わざわざ「自信がある」というまでもなく、誰に対しても、何事に対しても、自分が屈することも、負けることもない。つねに「無敵」だということです。
(引用:『夢が勝手にかなう脳(苫米地英人著)』より)
どうやら、A次元の空間にアクセスできる人は「自信」すらも飛び越えた【圧倒的な強さ】があるとのことです。
そして、そのためには
「一日一度は空を見上げ、物理空間に生きる自分を俯瞰しなさい。そうして、意識をA次元空間に広げて、自分のやるべきこと、やりたいことを考えなさい」
(引用:『夢が勝手にかなう脳(苫米地英人著)』より)
とのこと。
なかなか「A次元にアクセスする」という作業は抽象的で簡単にできることではありませんが、まずは、
物理空間に生きる自分を俯瞰視するイメージを毎日してみる訓練を取り入れてみてはいかがでしょうか?
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平