時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

【重力ターン人生】だれかの引力を利用して、いまは見えないくらいの遠い場所に行く。

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どーも。最近Oisixがスバラシイと知りましたが定期月額料金とのハザマで悩んでおります、公平(@kohei_nagura)です。

 

 

 

さてさて、本日は惑星がグイーンと速度を上げて進んでいく

『重力ターン』人生論についてのひとりごとでございます。

 

 

 

【重力ターンを、くりかえす人になりたい。】

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重力ターンって、知ってますか?宇宙探査機とかが遠くに行くときに、月や惑星の重力を利用して、まずは引きつけられておいて、衝突するぎりぎりで、今度はぐいーんって、そのスピードを利用して、どんどん自分の速度を上げていくやり方です。人生もそういう重力ターンができれば理想だなって、虫のいいことを考えます。 

 

欲が出ました

欲が出ました

 

 

 

いきなりですが、あなたは『重力ターン』というコトバを知っていますでしょうか?

 

これ、なにかというと、

宇宙船が天体間をフラフラしながら天体の引力を利用して速度を増加させたり減少させる方法らしいのです。

 

 

この宇宙船の運行のことを「重力ターン運行」と呼んだり、

または別名で「スイングバイ(Swing-by)」とも呼ばれます。 

 

again.lunaclear.com

 

 

それでですね、なんでこんな話から始めるかというとですね、

この前ヨシタケシンスケさんのエッセイを読んだからなんですね。

 

 

ヨシタケシンスケさんは、絵本作家の中では今いちばん有名といっても過言ではないので、

おそらく一冊くらいはヨシタケさんの絵本を読んだことがある方も多いかとは思います。

 

このブログでも、一度だけヨシタケシンスケさんの絵本をご紹介しており、

別のサイトの絵本レビュー特集で取り上げていただいたことがあります。

 

www.life-travel-consultant.com

 

kango-oshigoto.jp

 

 

…とまぁ、それはさておき、とにかくヨシタケシンスケさんの『欲が出ました』は、

さまざまな話題がありながらも、個人的に「重力ターン」の章が印象的だったわけです。

 

 

 

実際、ホントの重力ターンというのは、これを利用すると、

宇宙船自体のエネルギーを使用する必要がないため経済的です。

 

なので、理論的にいえば重力ターンをうまく利用できるようになったとしたら、

エネルギーをほとんど使用せずに宇宙旅行が可能で、非常に効率的なのです。

 

 

 

いろんな引力の強い人とか、すごいものの考え方があるけど、そこに引き寄せられて戻って来られなくなるのではなくて、その引力をちゃんと利用して、自分の加速度に変えられるような生き方が理想だなというか。自分のコースは見失わず、人の引力に惑わされず、むしろそれを力に変えられるように生きていきたいと思うわけですが。ただ、実際の重力ターンも、惑星に近づく角度をちょっと間違えるだけで大失敗するらしいので、「人の力を利用する」ってのは、やっぱり難しいことなんですね 。

  

欲が出ました

欲が出ました

 

 

 

これはなにも宇宙の話だけじゃなく、人間界にも当てはめたらツヨいんじゃないかと。

 

めっちゃ考え方のスゴい人に出会ったら「わ!まじリスペクト!」となりますし、

その人に惹かれて、まるで引力のように引き寄せられるようになりますよね。

 

 

でもですね、そんなスゴい人を完全に信頼しきるのではなく、

あくまで人間として尊敬しつつも距離は保つようにします。

 

 

 

ま、歴史的にみても「宗教」系は特に、その引力の強さはハンパないですよね。

 

絶対的な教祖みたいな人がだいたい言うのは、「自分は神からお告げをもらっている!」

「だからキミたち私の言うことに従え!」みたいなかんじで、それで人を惹きつけます。

 

 

ただ、この引力があまりにも強いがゆえに戻ってこられない人が多発

そのまま教祖の言うことを聞いて歴史的悲劇が起こってきたというわけです。

 

だから、その絶対的カリスマへの引力はちゃんと利用しつつも自分の加速度に変える

そして力に変えながら、自分の生き方を見失わず生きていくというのが理想なのです。

 

 

そんなふうに生きれたら僕個人として楽しい人生になるだろうなぁと思いますし、

みなが、そんなふうに生きれる世の中になれば良いなぁと思う今日この頃なのです。

 

 

  

【僕は、そんな『重力ターン』される側の人をいっぱい増やして、たくさんの花を咲かせたい。】

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…と、ここまで書いてきたのですが、ふと気づいたことがあります。

というのは、やっぱり人を惹きつけることってスゴいことだということです。

 

 

そりゃあそうやろってかんじだと思いますが(笑)、あなたの周りでもいませんか?

なんかワカランけど、気づいたら周りに人がいっぱい集まっている人。

 

それって、ある種『才能』みたいなもので、なかなか簡単にできることではありません。

まぁ、いわば『人間力』みたいなものです。

 

  

んで、これは「才能だから」とあきらめるのはもったいなく、

だれしもが、訓練すれば後天的に身につけれるものなのです。

 

 

 

そもそも、才能がある人というのは「結果」が出せる人のことです。

これは『マネジメント』などを学べば、その理想像に近づくことができます。

 

マネジメント[エッセンシャル版]

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では、もっと簡単に、結果はどういう人が出せるのか?

それは、もう「洞察力がある人」ですね。

 

「観察力」「洞察力」「想像力」で相手の思考や行動を考えられる人、

それがまさに「才能のある人」であり、「人生で成功する人」です。

 

 

つまり、「人を惹きつける」という才能のある人はいろいろ努力したがゆえにそうなったのであり、

この才能、つまり『人間力』は誰しもが身につけることができるのは間違いのない事実なのです。

 

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それでですね、なんかスゴく個人的な話になっちゃうのですが(笑)、

最近、春からの新規校舎の準備をしていて感じることがあるんですね。

 

いま僕は「塾講師」というお仕事をしていて、それもただの塾ではなく、

その塾生の、学力面だけでなく人生を根底から応援しサポートする塾です。

 

 

 

ここ毎日のように入塾を検討されている方の面談をしていて感じるのが、

「才能のカタマリ」みたいな生徒さんの多いこと多いこと。

 

なのに、ただ成績が低いってだけで「このコはぜんぜんダメダメなんです」みたいなレッテルを貼られて、

親や学校の先生にしいたげられて人生を過ごすのです。(もちろん優しい親御さんもいらっしゃいますが)

 

 

たとえるならば、地中に確実にスバラシイ「才能のタネ」が眠っているのに、

誰も水や肥料をあげないから花が咲かないのはおろか、芽が生えてない状態。

 

その子たちが、僕自身を利用してグイーンと大きく加速度をつけて、

『重力ターン』しながら遠くへ行ってほしいなぁ、とこう思うわけです。

 

 

 

んで、その塾生が世界を大きく変えられるような存在になったら、

それはそれで僕の仕事はオシマイだというように最近ふと思います。

 

でも、さらにさらに先の話もふまえると、そんな世界を築く存在になりつつも、

逆に、その子たちに次世代の『重力ターン』の起点になってもらいたいのです。

 

 

 

だから、

①世界で活躍する人材が増える

②その人がさらに次の世代の『重力ターン』の起点になる

ってなれば、「世の中みんなハッピーなんじゃね?」とおもてる今日この頃の俺だ〜ってかんじですね。

 

 

そんなわけで、それが自分の仕事なんだなぁと改めて感じたところで今日の話は終わり。

お後がhere we go〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平