どーも。まだ審査中なのに新居に住めるのが楽しみでワクワクが止まらない、公平(@kohei_nagura)です。
さてさて本日は、大学受験生に向けて、今週末2日間にわたって行われる
『大学入学共通テスト』について思うことをお話しようと思います。
初のことだらけの「共通テスト」だけど落ち着いていこう!
【緊急事態宣言で不安?だからこそ逆に落ち着いて】
今年初めて行われるということで注目を集めている大学入学共通テストですが、
そもそも「大学入学共通テストとは何ぞや?」という方に向けて、まずその説明から。
大学入学共通テストとは、昨年まで31年間つづいてきた「大学入試センター試験」に代わって今年初めて実施されるテストです。
今年の共通テストは約53万5千人が志願していて、約700カ所ある試験会場にて多くの受験生は自宅近くで受験することができます。
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この共通テストの成績を、入学時の合否判定などに利用する大学・短期大学も多く、今年は計866校と過去最多となっています。
内容も今までのセンター試験とは少し違いがあり、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が試される内容が多くなります。
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これまでならばテストは1回きりでしたが、このコロナ禍の緊急事態宣言をキッカケに文部科学省は1/16,17(第1日程)に加えて、
その2週間後の1/30,31にも第2日程を設定し、当日のコロナ感染が発覚した受験生や授業が遅れた高3生の救済措置を講じました。
…とまぁ、ざっくりとこんなかんじの大学入学共通テストですが、
僕自身も、前身にあたるセンター試験を過去に3年受験しています。
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僕の場合めっちゃ遠い昔の記憶を思い起こせば(笑)、センター試験を3年連続で受験してるので、
だいたいの試験傾向もほぼ予測ができ、センター試験後の2次試験と違い対策しやすかったのを覚えています。
実際、過去問を各教科10年分(ものによっては20年分)しっかりと行ったうえで本番に臨み、
結果として、全体5教科7科目の総合点で8割以上と点数が取得できたのが嬉しかったのを思い出します。
しかしながら、そういった点で今回から共通テストと新しい試験になるので受験生は不安も多いことかと思います。
「対策どうしようか迷う」だとか「コロナに感染する危険があり怖い」だとか、心配が尽きませんよね。
さらにさらに、このコロナ禍で試験自体があるかどうかわからないまま、
日常のニュースでのコロナ感染者数を追う毎日で気疲れもあったかと思います。
けれども、その点では全受験生が同じ土俵にいます。
しかも、ゆーても共通テストの前身は「センター試験」。
英語が、筆記試験がリーディングになったり、リスニング問題が増えたり、
また全体的に考察問題が増えたり、ちょいとょい改訂された点もあります。
しかし、毎年たくさんの人が受験するセンター試験が母体なので大きく試験内容を変えることはできないのが現状。
このことを身に染みて感じている人こそ強いのであり、ほかのバタバタしている受験生よりだいぶ先にいるのです。
ぜひ、
新しい『共通テスト』といえどもベースは今までの『センター試験』と思い落ち着いて受験に臨んでいただければと思います。
【受験が近かろうが、すべきなのは「イマココ」を考えるだけ。】
よく担当の受験生にはお伝えしていることなのですが、
「誰しも100%確定の未来などないのだから『今』に目を向ける」ことが非常に大切です。
「これでいいのだ」と言う境地は、英語では「Being Life」と表現される状態。簡単にいえば、「いまを生きよ!」ということですね。
(中略)
ふと立ち止まって「これでいいのだ。」とつぶやいてみてください。こう言うことによって、不思議と心がスッとラクになるかと思います。つまりは、「これでいいのだ。」という名言は「いまを楽しむ」ための素敵なコトバなんですよ!ということは、この「これでいいのだ。」を日常でつぶやかないとソンということになりますね(笑)。
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いよいよこれから受験本番をむかえるあなたが今できることとは、
「これまでと変わらず基礎を大切に勉強を続けること」です。
当たり前ですが、なにもコレで人生が決まるわけではありません。
「共通テスト(さらにいえば受験)」ですべての人生が決まるんだったら当然みんな受験してますよね(笑)。
「早慶か一流国公立にいかないと人生おわり」とか言ってる人も中にはいらっしゃいますが、
そんなわけないし、そんな視野の狭いこと言ってるくらいなら早く社会に出た方がいいです。
もちろん生徒さん自身がいろいろ考え、そして強い意志で決定した場合めちゃくちゃスバラシイことですが、
これが親の一方的な押しつけだったり家系的な理由で決めたんだとしたら、一度考え直した方が無難でしょう。
まぁそれはそれとして(笑)、とにかくイイタイコトは「あくまで共通テストはスタートにすぎない」ということです。
人によっては「センター利用入試」や「国公立の1次試験」などセンター試験の意義は人それぞれですが、ひとつだけ共通していることは「センター試験は始まりにすぎない」ということです。「そりゃあそうだ!なにを当たり前のことを!」と言う方もいらっしゃるとは思いますが、意外と、こんな当たり前のことを実感して勉強に臨んでいる人が少ないのが現状なのです。なぜなら、ヒトは脳の扁桃体が勝手に反応してしまう「感情の生き物」だからです。 つまりは、すぐに気持ちを切り替えられる人こそが強いのです。
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たとえば、あなたが「青山学院大学」の受験が終わって数日後に「慶應大学」の受験を控えているとしましょう。
青学の受験が終わって「あ〜!あの問題ミスった〜!」とか言ってウジウジ悩み、
最終的にいろいろ心配ごと時間に費やしたあげく、慶應の受験日をむかえますか?
否、そんなわけありませんよね。
すぐ気持ちを切り替え次に向かうはずです。
これ当たり前ですが、明日の共通テストも同じです。
この悲喜こもごもの中、あなたがやるべきは次の準備をすることです。
共通テストが終わった後はさっさと自己採点してみて、んで「ヨシ!」と気持ちを切り替え私大2次試験対策をすればいいだけです。
泣いても笑っても結果は変わりません。
もうすでに「過去のこと」なのです。
つまりは「今」だけに注目すればいいのです。
たしかに、傾向が変わったり難易度が上がったりと現行のセンター試験とは違うところも多々あるかもしれません。
それによって、「あ〜他の受験生はできたのかな…」と解いた後に不安がおそってくることもあるかもしれません。
しかしながら、現状「私大」「国公立」のともに試験は変わらずに行われる可能性が高いのは間違いなく事実です。
なので、共通テストが終わり次第、次の私立に向けて過去問を解き合格最低点をちゃんと取れるか確認することです。
共通テストの受験について、「いや〜聞いてくださいよ〜!」みたいに話を聞いてもらいたいという受験生もいますし、
もっといってしまえば、「先生!うちの子は受かりますかね!?」と意味ない質問をする親御さんもいらっしゃいます。
この共通テスト受験がいかに大変で、それを乗り越えて頑張ったかの自慢をしたい気持ちを抑え、とにかく次の準備です。
(この気持ち、よ〜〜〜くわかりますよ。なぜなら、僕も2浪目の受験後はめちゃくちゃ自慢したかったですから!笑)
こんなふうに、
「 受験が近かろうが、すべきなのは「イマココ」を考えるだけ。」ということを教えてくれる受験を体験できる受験生がうらやましいです。
明日の共通テストの結果がどうであれ、
言い訳したり泣いたり喜んだり自慢したり、そんなものは一切いらないです。
ちょっと厳しい印象も受ける方もいるかとは思いますが、 次の準備を意識して行動できる人が勝つのが「競争」なんです。
その「競争」については、個人的に完全に同意してるわけでは決してありませんが、
この「金融資本主義」が跋扈しのさばっている社会ですから、ある程度はしょーがない。
時間は誰しもに平等に分け与えられているので、短期的な結果で右往左往する人は競争に負けてしまいます。
※ちなみに「時間平等論」は本当は正しくなく、時間というのは一定に流れているわけではありません。今回はぜんぜん関係ないので言及しませんが、興味がある方は『相対性理論』を参考にしてみてください!
とにかく、この「共通テスト」は受験のスタートにしかすぎません。
「イマココ」に完全にフォーカスして意識して生活してみてくださいね。
全国の受験生のみなさま明日の共通テスト応援しています!
「淡々と、粛々と、飄々と」がんばってくださいね〜!☆彡
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それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平