時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

【新型コロナウイルス】なんだかんだ「自然科学の力は信じたいっすね」というひとりごと。

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どーも。春のポカポカ陽気にハンモックで昼寝したいな〜と思う毎日、公平(@kohei_nagura)です。

 

 

 

 

 

さてさてさて、本日は、

そんな「やっぱ『自然科学の力』って相当スゴいもんなんだなぁ…」なんていうひとりごとです。 

 

 

 

【また延長ね、緊急事態宣言。】

 

もう、ある程度は予想してました。

「そりゃそうよね、緊急事態宣言の延長」

 

 

 


緊急事態宣言“5月31日まで” 全都道府県で延長へ

 

 

 

ま、当たり前っちゃあ当たり前のことなんですけどね〜。

 

 

まだまだ東京だけで新たな新型コロナウイルスの感染者が毎日100人前後

こんな状況下では、国もコロナ前の日々の生活に戻せるはずもありません。

 

やや、「緊急事態宣言延長」ナイス判断です。

これで、逆に「ゴールデンウィークで終了!」ってなったら「え…」ってなりますので(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

これまで、「新型コロナウイルス対策のための自粛期間の見方を変えよう!」という記事をあげてきました。

 

 

www.life-travel-consultant.com

 

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世の中的にも、「もう〜!長い〜!ステイホームやだ〜!」という方もいらっしゃるかと思いますが、

日本だけじゃなく世界を見渡したときに、今回の緊急事態宣言延長もやはり仕方ないことかと思います。

 

 

だから、

「今ある状況をどうやって解釈してポジティブに見るか」ということがザックリとしたこれまでのまとめです。

 

 

 

そういった方も多くなってきたためか、このゴールデンウィークでも

「Stay home!」を進んで行なってきている風潮に個人的に嬉しくなります。

 

urbanlife.tokyo

 

 

それでですね、こっからが本題なんですが、

このように国民ひとりひとりが協力するようになってきた理由のひとつに『科学の力』というものが根底にあるのではないでしょうか?

と思うのです。

 

 

 

【自然科学の力がなければ、この世の中は発展してこなかった。】 

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新型コロナウイルスが中国・武漢で発生して集団感染などのニュースが報道されてから数ヶ月、

いま現在ある程度この状況にパニックにならず慣れてきたのは『科学の力』ではないか、と。

 

 

この【自然科学】というコトバで「うっ…!」ってなってしまう方もいるかと思いますが、

なにも難しい話でなく、わたしたち人間は『科学の力』の恩恵を授かって生きています。

 

 

 

たとえば、今回でいうと『分子生物学』『統計学』

 

ヒトとの接触を「8割減!」としているのも、体内でコロナウイルスがどのようにはたらくかという免疫系の話ですし、

さらには、これくらい接触がなければ大丈夫だから日中外出人口を◯◯だけ減らせばよい、というデータ分析の話です。

 

 

 

つい数日前のニュースでいえば、『薬学』も大活躍です。

 

アメリカで新型コロナウイルスの症状が重い患者さんに投与されている「レムデシビル」が、

なんと日本でも今月中に承認される予定で、その場合だと国内初の治療薬ということになります。

 


米で緊急使用レムデシビル 1週間程度で使用可能に(20/05/02)

 

 

 

もし仮に、

このような「自然科学が確立されていないという世の中」を考えてみてください。

 

 

 

…どうですか?恐ろしくないですか?

 

 

 

 

 

まさに今回は新型コロナウイルスに洗練された『自然科学の力』を結集して抑えこめていますが、

感染症の原因が不明だった紀元前ローマ帝国では、ペストで人がバタバタと倒れていきました。

 

 

その疫病がわからなかったから、現在では「未知なことへの対処法」ということを知ろうと、

いま世界中で、感染病をテーマにしたカミュの『ペスト』が改めて読まれているワケですね。

 

ペスト (新潮文庫)

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  • 作者:カミュ
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【それでも「なぜ人は科学を信じようとしないのか?」】

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こんなにも、コロナショック下での不安を和らげヒトの役に立っている『科学』ですが、

なぜ自然科学を信じようとしない人も同時に多いのでしょうか?

 

 

 

…それはですね、あまりにもネットに情報が多すぎるからだと思うのです。

 

世界のネット空間に偽情報があふれる。

「ヒゲそりでコロナから身を守れる」「10秒息を止められれば感染していない」。

いずれも真偽不明ながら瞬く間に広がる。震源地はSNSだ。

 

r.nikkei.com

 

 

フツーに考えてみれば、「10秒息を止められれば感染していない」なんてデマっぽいなんてわかりそうなもんです。

 

 

けど、こんな明らかなデマ情報が出回り信じちゃうのもわかります。

 

 

 

というのも、先に言ったように「ネット上で情報が多すぎて選べない」というのも大きな理由ですし、

そして「人間は不安状況だと正常な判断ができない」ということも追い討ちをかけているからなのです。

 

 

 

 

 

たとえば、

「5Gの電波が細胞内の免疫機能を破壊しコロナ感染を早める!」

というデマ情報には「え!そうなの??」と騙される方も多いかもしれません。

 

 

なぜなら、もし電波(=物理学)コロナ感染のしくみ(=免疫学)を知ってたとしても、

「自分がコロナウイルスに感染したらヤだな…」という恐怖心が科学に疑いの目を向けさせるからです。

 

5g-media.net

 

 

こんなふうにして、いつの間にか『(疑うことからスタートして真実を導くはずの)自然科学』が、

不安や恐怖心のせいで「もう科学も不明瞭だから信じない!」という本末転倒な事態が発生するのです。

 

 

 

 

 

結果として、

「理性に訴えかける『科学』が次第に姿を消していき何を信じるかを左右する『感情』が膨らんだ状態(=混乱状態)」

になってしまうというワケです。

 

 

その、いわゆる「混乱状態」に陥らないためにも、

ここまで先人が築きあげてきた『自然科学の叡智』を信じ学ぶ必要があるのです。

 

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そういうワケで、疑うことも当然大事なんだけど、

もっともっと偉大な【自然科学のチカラ】に信頼を寄せ利用したいものですなぁ…

という、公平のひとりごとでございました。

 

 

 

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それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平