時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

【新卒1年目】学生から社会人になる君に知っておいてほしい!新社会人に伝えたい7つのこと!

 

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どーも。3月も終わりに近づき、それと同時に社会人1年目も終わることにただただビックリしています、公平です。

 

 

 

 

 

今年度も、ホントにホントに、あっという間に過ぎていきましたね。

 

 

 

ご縁があり、僕が今の会社に入社したのが、ちょうど1年前。

 

その当時、いよいよ学生が終わる感慨深さもありつつ、

社会人への期待と不安を持ちつつ一生懸命に生きていました。

 

 

 

この1年を振り返れば、いろいろと悩みっぱなしで本当に大変な年だったように感じています。

 

 

そこで本日は、僕自身の社会人1年目を振り返りつつ、今春、

学生から新しく社会人になる方に向けて7つの大切なこと

を伝えられればと思います。

 

 

【目次】

  

 

 

【新社会人の皆さんに伝えたい7つのメッセージ】

1:常に高い視座を持ち、抽象度を高く。

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意識的に視座を高く持つこと、これは非常に重要です。

 

そうすれば、全体がより広い範囲で俯瞰できるようになるため、

常に自分だけの視点だけではなく、高いステージで物事を考えられます。

 

つまり、これが「抽象度を上げる」 ということです。

 

 

 

例えば、会社であれば、

自分の上司の立場でマネジメントするように物事を眺める

ことを習慣化すれば、一気に成長できます。

 

目標までの道がハッキリして、新しい情報が見えるようになります。

 

そして最終的には、エフィカシー(自己肯定感)が高くなり自信を持って行動できる ようになります。

 

 

 

だからこそ、抽象度を高めることを常に意識して、様々な視点で物事を眺めるクセを付けてくださいね。

 

 

 

これについては、非常な重要な礎ともいえる習慣なので、

詳しく知りたい方は、以下の本を読んでみてください。

 

立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術(ありがとう出版発行)

立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

 

 

 

2:新人だからこそ、挨拶と感謝を忘れずに。

 

まずは、大きな声でハキハキと「挨拶」すること、これは重要です。

 

 

 

僕は1年目の時は、同期の誰よりも笑顔で朝の挨拶を大きくしようと心がけました。

その結果、「本社の中でも挨拶の大きいコ」 というように覚えていただくようになりました。

 

 

 

明るく自分から挨拶ができることは、とても重要なことですよね。

 

 

 

「小学生に言うような当たり前のことを言わないでくれ」

と言われてしまいそうですが、当たり前のことを当たり前にできることが大切なことです。

 

 

 

 

 

そして、「感謝」

 

仕事は様々な人が関わって形にしていくもので、

何より、人は一人では生きていけないです。

 

 

 

苦しいとき、自分のことを気遣ってくれる人は必ずいます。

そんな人への感謝は、忘れがちですが、忘れてはなりません。

 

 

 

特に、自分が大事だと思う人を心から大切にしてほしいです。

 

社会人になりたての頃は、自分のことだけで精一杯になるので、

そこは一歩引いてみることを、本当にオススメします。

 

 

 

そうすれば、家族や恋人、先輩や同期たちに、自然と「感謝」できます。

 

 

 

しかし、こんな小さい頃から親に言われ続けられる当たり前のことが

次第にできなくなるのは、人間の性なのかもしれません。

 

だからこそ、挨拶と感謝は普段から意識することが重要です!

 

 

3:人の良いところ、人の悪いところを知る。

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夢と希望に溢れている新社会人の方には申し訳ないのですが、 社会に出ると人の悪いところが、たくさん見えてきます(笑)。

 

というのも仕方ない話で、「お金」が絡んでくる問題だからです。

 

 

 

「お金」は、人の悪い面をごくごく自然に押し出してきます。

昨今のニュースでも、日本(だけでなく世界でも)の問題点はたくさん見かけます。

 

 

 

そんな時代に大事なことは、

情報に惑わされず、自分の力で善悪を判断する

能力を養うことだと思っています。

 

 

 

以前に、「性善説」「性悪説」の話をしましたが、

まさに、このことを意識してほしいということなんです。

 

 

 

けれど、その中でも人の良いところを垣間見ることができる瞬間があります。

それが、仕事をすることの醍醐味で、かけがえのないものなんじゃないかと思います。

 

 

 

そういった意味でも、仕事の枠だけにとらわれず、

人の善悪とは何か

ということを、常に考え続けることが人生において必要なのかもしれませんね。

 

 

4:仕事は、盗んで真似ることに始まる。

 

仕事は、「盗んで真似る」ことでしか最初は身に付かない、と思っています。

 

 

 

多くの企業は、教育制度や研修制度が非常に充実していますが、

ここでは、限られたものしか教えてもらうことができません。

 

 

 

今いる会社は、その企業文化があり、この1年はマニュアルはほぼありませんでした。

自分から分からないことを積極的に聞き、いろいろと苦労しました。

 

でも、それが逆に良かったのかなとも思っています。

 

 

 

自分の理想に一歩でも近づくために、会社の上司や先輩、また同期たちから良いと思ったところは盗むことです。

 

そうして真似ているうちに、いつの日か自分のオリジナリティーを獲得でき、自分だけの付加価値が生み出されることでしょう。

 

 

 

実際に大事なことは、仕事をする中で培っていくものです。

そこで見聞きしたものを真似て、自分の中に取り込むことです。

 

 

 

仕事は、真似ること、盗むことでしか身に付かないと言っても過言ではありません。

 

ここから観察力を養い、自分の理想像に少しずつ近付いていってください。

 

 

5:社会人は、知識をアウトプットした結果がゴール。

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新社会人の方には悲しい現実かもしれませんが、社会人はプロセスはほぼ評価されず結果だけを見られます。

 

これは当たり前の話ですが、結果を出さないと働く意味はない

という資本主義の考えがあるからですね。

 

 

 

新しく社会人になったら、

「毎日の努力を見てくれ!」

って言いたい瞬間もありますが、そこは

 「まず結果を出す。結果を出せば、自然とそれが自信に繋がる。」 

と思い直して、諦めてください。

 

 

 

ただ、諦めると言ってもネガティブな意味ではなく、

自分の力ではどうにもならないことも知る

という意味で、諦めは人生の要所要所で肝心だということです。

 

 

 

おそらく、入社したての頃やフリーとして働き始めの頃はインプットが主だと思いますが、

最終的にそれをアウトプットして形にすることを目標にするようにしてください。

 

 

 

焦る必要はありません。努力すれば自然と結果が付いてきます。

 

自分を信じて、マイペースに進んでいきましょう。

  

 

 

6:貯蓄も大切、投資も大切。

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やはり、「貯蓄」は大切です。

 

 

 

若いうちは貯蓄なんかしなくて良い。

お金を遊びに使い人生を楽しめ。

と言われることには、もちろん一理あります。

 

 

 

それでも、できるだけ節制して貯蓄すべきです。

この1年、個人的に「本田式1/4貯金」をコツコツ実践してきました。

  

人生と財産―私の財産告白

人生と財産―私の財産告白

 

 

 

 

ただ、ストイックに貯める必要は全然なく、少し投資を意識してほしいのです。

 

ここで言う投資とは、お金についてのリテラシーを高めるということもありますが、

考えて欲しいのは「自己投資」という目線です。

 

 

 

消費するための考え方は学生時代、いや、それよりも、もっと前から身に付いていますよね

コンビニやスーパーに行って、この金額だと高くて買えないなど、無意識に考えているはずです。

 

それを、将来への自分へのリターンについて拡張するのです。

 

 

 

この金額をかけたら、それ以上の価値は◯年後に返ってくるのか。

リターンが来るまでの心理的不安はいくらぐらいの価値か。

などなど、文字通り自分の中の「価値観」で物事を測れるようになります。

 

 

 

ただ、ここで注意してほしいのは、お金の価値は絶対的なものではないということ。

 

それを続けてしまうと、人への好意を打算的に考えるようになり、

人間として大事なものを失いかねません。

 

 

 

そこのところを念頭に置き、

「貯蓄」と「投資」にそれぞれいくら使うのか

ということを楽しみながら考えて生きましょう!

 

 

 

7:逃げ道を残し、一生同じ会社に勤めなくても良い。

 

最後は、会社は会社、絶対的な存在ではない、ということをお伝えします。

 

 

 

就活の時に、大企業だから一生安泰だ、と思って入社を決意された方も多いと思います。

 

 

 

しかし、会社は所詮、「一企業」であり、「一人の人」として考えることです。

それは、「法人」と言われる所以であり、依存するものでは全くないです。

 

 

 

これについては、「利己に生きる」という記事でも書きましたが、

付き合う「人」が変わるように、付き合う「法人」が変わっても良いと思うんです。

 

 

 

逆に、ずっと人生かけて付き合う存在だったら、ものすごいことです。

だって、 「親友」や「一生のパートナー」が見つかったってことですから。

 

 

 

なので、そんな出会いができた人はラッキーなんだなぁ、くらいのスタンスで良いと思います。

 

「一生同じ会社に勤めないだろう。そのうち転職するだろう。」

それぐらいの気楽な心持ちが、逆に必要なのかもしれません。

 

 

 

僕は変に真面目なところがあるので、そう考えるようになってきてから、

すごく仕事に対する道が拓け、生きやすくなったように感じています。

 

 

 

ですので、プライベートの逃げ道(むしろ仕事と同じくらい大事)も残しつつ、

煮詰まったときは、そちらに積極的に向かうことを、意識的に行ってください!

 

 

 

 

 

【まとめ:無理はせず自分を大切に】

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今回は、「新社会人に伝えたい7つのこと」と題して、

自分の1年間の実体験を元にした、働き方についてお話ししました。

 

 

 

とにかく、新しい環境に身を置くと、期待と不安が渦巻く、

何とも言えない新鮮感を味わうことができますよね。

 

 

 

しかし、無理をして体調を崩してしまっては、元も子もありません。

 

 

 

現在、僕は休職をしているのですが、それはそれは、

「1年目が勝負!」

とばかりに、頑張り過ぎて体調を崩してしまったせいです。

 

 

 

新社会人の方に向けて心得は伝えたものの、

自分を気遣うことが何よりも大事です。

 

 

 

だから、もう仕事を続けられない、と感じた際は、自分の心の声に正直になり、

会社にいる方は、近しい上司や人事の方などに自分の気持ちを正直に伝えてください。

 

もしフリーで働かれている方がいらっしゃったら、

お金のことは視界から外して休息することが本当に大切です。

 

 

 

休むことで、ぼんやりと見えてくるものがあります。

それは、自分の人生において最も重要なことです。

 

 

 

なので、社会人として張り切る気持ちは重々わかりますが、

無理をせず自分を大切にすること。

これを軸にお仕事と上手く付き合って行ってください!

 

 

 

これから社会人になる皆様が、常に大志を抱き人間らしい素敵な社会人になりますように。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平