時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

お金や時間に関する「パーキンソンの法則」を知れば、あなたの人生が180°変わる!?

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どーも。大胸筋を鍛えすぎてピチピチTシャツ来ていたとき久々に会った職場の方に「身体デカくなってね!?」と言われました、公平(@kohei_nagura)です。 

 

 

 

 

 

さてさてさて、いきなりですが質問です。

 

みなさんの中に、

「せっかく余裕をもって起きたのになぜか出発ギリギリになる」という経験をしたことある方いらっしゃいますか?

 

 

 

…え?

このような経験は日常茶飯事だって?

 

ですよね〜。

というか、そんな僕はほぼ毎日「やべー!ギリギリやー!」というかんじですから(笑)。

 

 

実は、この現象は「パーキンソンの法則」という法則によって説明できるのです。

 

 

 

本日は、そんな

「【パーキンソンの法則】を知って余裕をもった人生にしようぜ!」という話をしたいと思います。

 

 

 

 

【目次】

 

 

  

【パーキンソンの法則とは?】

 

パーキンソンの法則とは、

与えられた時間の分やるべきことが増え、また金はあればあるだけなくなる

というガッカリ極まりない法則です。

 

イギリスの政治・歴史学者であるパーキンソン博士が、1958年に提唱した法則のひとつで、

自身の著作である『パーキンソンの法則:進歩の追求』の中で取りあげた法則になります。

 

 

 

もともと、パーキンソン博士は役人の数と仕事の関係を観察していたそうなのですが、

「役人の数は仕事の量とは関係なく増え続ける」ということを発見したのです。

 

 

そこから、以下のふたつのパーキンソンの法則を導きました。 

 

【第1法則】仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

【第2法則】支出の額は、収入の額に達するまで膨張する 

という「仕事」「お金」に関する法則です。

 

 

 

そこで、この現代に「パーキンソンの法則」のあてはめてみて、

【時間】【お金】について「どうリスク回避したらいいか?」を考えてみましょう。

 

 

 

【それぞれの場合のリスク対処法】

〔①時間:万一に備えた「バッファ」の設定〕

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みなさんも、これまで経験ないですか?「あぁ!ヤバい!予定してた作業が時間内に終わらん!」なんていうこと。ちなみに、この文章を書いている僕自身しょっちゅうあります(笑)。

そんなとき必要なのが、「自分が見積もった時間に常に1.5倍に増やして締切を設定する」ということです。もちろん、「いやいや!さすがに1.5倍の時間は多すぎない?」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、実際それだけかかることが多いので、つまりはコレが「バッファ(Buffer)をとる」という作業なのです。もし仕事の話し合いで1時間かかると考えるなら、1時間半の枠をとっておけばいいのです。

 

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冒頭でもちょこっとだけ例であげた「時間がない!」という経験は、

【バッファ(Buffer)をとる】ということが、逆説的ですが解決策になります。

 

 

「バッファ」というのは「緩衝」のことであり、要は2つのものがぶつからないようにするためのもののことです。

環境用語でバッファ・ゾーンといえば、「保護地域を公害や汚染から守るために設けられた緩衝地帯」のことですね。

 

このバッファをもたせることで、

周囲に悪影響がでないように設計されているというのがバッファ・ゾーンということですね。

 

 

 

 

 

ただ、「時間を長めに設定したぶん逆に『パーキンソンの法則』で目いっぱい時間つかっちゃうんじゃない?」という疑問があるかと思いますが、

これはですね、意外や意外、この「時間」面に関しては「パーキンソンの法則(第1法則)を逆手にとる」ことで解決することが多いのです。

 

 

 

たとえば、やることがありすぎて「時間が足りない!やべー!」と感じるのはなぜだと思いますか?

 

 

これはですね、

ズバリあなたが「本質的でないことをやっているから」なのです。

 

だからこそ、パーキンソンの法則によって時間があればあるほどタスクも膨張するのです。

 

 

 

これを、本質的なことにしぼった状態で「(あくまで最悪な事態に備えるための)バッファ」を用意するだけで、

「あ!余裕をもって用意した時間は万が一の事態に備えた時間でしかないんだ!」と長期的にはトクになります。

 

ムダなことを排除して本質的なことに集中するのは、これ日々のトレーニングをするだけで変わってきます。

 

 

 

あなたも時間がなくていつも焦っているのであれば、

「予想時間に1.5倍してみる」だけで時間をコントロールしてみてはいかがでしょうか? 

 

 

 

〔②お金:「貯蓄」と「自己投資」のバランス〕

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お金を使った後で、残った分を貯金するのではない。貯金したあとで、残った分を使うのだ。(ウォーレン・バフェット)

 

 

 

もう、「お金がない!」にはコレをするだけです。

「【貯金+投資】せよ!」ということです。

 

 

 

「お給料がアップしたのに貯金が増えない!」なんてこともよくあるかと思いますが、

どの例にしても、結局は「パーキンソンの法則:第2法則」で説明がつく話なのです。

 

 

具体的な方法としては、給料の一部を別の口座に入れて貯金したり天引きして積立投資したり、

まぁ簡単に言ってしまえば、手元にあるお金を調整して極力少なくすることですべて解決します。

 

 

ストイックに貯める必要は全然なく、少し投資を意識してほしいのです。ここで言う投資とは、お金についてのリテラシーを高めるということもありますが、考えて欲しいのは「自己投資」という目線です。

消費するための考え方は学生時代、いや、それよりも、もっと前から身に付いていますよね。コンビニやスーパーに行って、この金額だと高くて買えないなど、無意識に考えているはずです。それを、将来への自分へのリターンについて拡張するのです。この金額をかけたら、それ以上の価値は◯年後に返ってくるのか。リターンが来るまでの心理的不安はいくらぐらいの価値か。などなど、文字通り自分の中の「価値観」で物事を測れるようになります。


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特に経済面を考える際、よく「投資してみよっかな〜」と考える方も多いと思いますが、

現在、高齢化社会が進行中で年金の不安がありますので、「投資」は非常に良い選択肢になります。

 

 

 

ただ、いちばん先に意識してほしいのは投資は投資でも「自己投資」

 

たとえば、「この金額をかけたらリターンは◯年後に返ってきそうだな〜」などなど、

いま手元にあるお金を「自己投資」にまわすことで「パーキンソンの法則」のリスク対処することができます。

 

 

 

あなたも「あぁ〜!お金が貯まらない〜!」というときは、

ぜひ「貯蓄」や「自己投資」にまわしてみてはいかがでしょうか? 

 

 

 

  

  

【まとめ:「パーキンソンの法則」を日常で活かす!】

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いかがでしたか?

ここまでパーキンソンの法則について解説させていただきました。

 

 

 

今回は「時間」「お金」の2種類の観点から見てきましたが、これは、

なににだってパーキンソンの法則を応用できることがわかるかと思います。

 

 

たとえば、冷蔵庫

 

「あ〜子どもも増えたし家の冷蔵庫を新調しようかしら〜」という方がいたとして、

実際に新しい大きな冷蔵庫を買ったとしても、数年後にはパンパンになりますよね。

 

 

つまり、このような冷蔵庫みたいな、

「空間」面についてもパーキンソンの法則があてはまります。

 

 

 

いたるところで、このパーキンソンの法則は活かすことができるかと思いますので、

ぜひあなたも日常にパーキンソンの法則を大いに活かしていただければと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平