時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

斜に構えることなく、互いに少しでも歩み寄っていける社会に。社労士受験から考えた、障害者雇用水増し問題の本質について。

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どーも。先週末、ついに社会保険労務士試験を受験をしてきました、公平です。

 

 

 

今年の初めから着々と進めてきました社労士の勉強ですが、

先週の日曜日、ついに第50回社会保険労務士試験日を迎え受験を終えて参りました。

 

 

休職を機に「働き方」ということに悩み考え、視野や選択肢を広げるため受験を決め、

これまで、出勤時間の前などの仕事の合間をぬいながら勉強に励んできました。

 

正直、結果はどうなるか分かりませんが、自分がやれることはやってきたので、まったく悔いはありません。

もしダメだったとしても、来年も引き続き受験したいと強く思っている今日この頃です。

 

 

ちなみに、僕が社会保険労務士試験を受験をしようと思った理由などについては、

ぜひぜひ、以下の記事をご参照くださいませ。

 

▼▼▼

 

 

 

 

 

さて、今回はそんな社会保険労務士に関連するニュースについて一言。

それは、障害者雇用の水増し問題について。

 

 

ここ数週間で話題に上がっている報道なので、ご存知の方がほとんどだと思いますが、

実際、自分が思っていたほど大きな問題と捉えている方が多くないなぁ…というのが現時点での正直な感想です。

 

 

この問題も、難しいため捉え方は人それぞれなのでなんとも言えないですが、

本日は、障害者雇用問題について個人的に思ったことをツラツラと述べて参ります。

 

 

  

【省庁の障害者雇用水増し問題とは?】

 

そもそも障害者雇用水増し問題とは、

中央省庁全体で合わせて3460人の障害者雇用の水増しがあった問題のことです。

 

www.nikkei.com

 

 

障害のある方々が働く場を奪われないようにするため、国は障害者を一定の割合以上雇うよう事業主に義務付けているはずですが、

規範となるべき省庁が水増しに見られるような行為をしていたということが、特に問題を大きくしてしまっているのです。

 

 

 

しかし、僕個人としては、

まぁ、そりゃあ当然だろうなぁと思うのです。

 

 

だって、数値を設定するだけで、国が私たち国民に対して「ちゃんと障害者雇用問題に取り組んでいますよ」アピールができますよね。

それで、その達成基準を高くし過ぎてしまったがために、このような水増しなる出来事が起きてしまったんです。

 

 

 

それに、国が定めたルールですから、中央省庁だけでなく、地方の自治体や外郭団体も水増しをするのは自然なことだと思うんです。

 

 

 

でも、だからと言って、この障害者雇用水増し問題を容認してはいけません

それは、この問題を軽んじてみていることになってしまいます。

 

 

 

ただ、今後の対策ができていけるのかが少し疑問ではあります。

 

そこで考えたのが、

そもそもの「平等な雇用機会」という考えの根本を変えないといけないということです。 

 

 

【平等な雇用機会は、国だけでなく障害者本人の努力によって成り立つ。】


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国が障害者雇用対策を行っているのは、

少しでも障害者の方々に雇用の機会を増やして社会復帰をして日本の経済に貢献してほしいという思いからです。

 

だから、このような機会を準備してくれていることは非常にありがたいことだと、僕個人としては思うのです。

 

 

 

当たり前ですが、日本以外の国に目を向ければ、そのような対策がきちんと行われていないことなんて山ほどあります。

実際に、僕も社会人1年目になり休職せざるを得なかったことがあって、その際に日本社会の仕組みの恩恵を授かりました。

 

そこで感じたことでもあるのですが、障害者雇用機会というのは

「理解するのは、周囲の人間だ」

だとか

「障害者は、配慮と理解を受けるのが当然」

というような考えは捨てなければ、平等な雇用機会は得られないだろうということです。

 

 

 

どういうことかというと、

障害者の方自身の働きたいという強い意思がないと、国の雇用対策も空回りで終わってしまうということです。

 

つまりは、

国と障害者の方々の歩み寄りにより初めて成立することだということです。

 

 

もちろん、中には働きたくても働けない方もいらっしゃると思います。

そんな方にとっては、今回の障害者雇用水増し問題に強い憤りを感じることと思います。

 

 

しかしながら、起こってしまったことは仕方ないので、冷静に本質を探すことが大切です。

 

それが、社会保険労務士受験の目線、休職中の目線、双方から考えた、

ハンディキャップをハンディキャップと捉えない歩み寄りの姿勢なのではないか、とこんな風に思うんです。

 

 

 

【相手の立場に少しでも歩み寄っていける社会に。】

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では、ハンディキャップをハンディキャップと捉えない歩み寄りの姿勢とは何なのかということですが、

自分とは「違う」という認識が、人間の脳の構造的に大きな隔たりを創り上げてしまうということなんです。

 

ですので、まず変に斜に構えず、国は他の人と接するのと特別変わりのない姿勢で障害者の方々に接することです。

 

 

 

そりゃあ、人間なんだから違うというのは当たり前です。

だから、自分とは違う他人に接するように障害者の方々にも接すれば良いんです。

 

 

そして、障害者の方々も、「向こうが理解しないといけない」なんて考えは捨て去ってください

逆に、あちらも自分たちのことで大変なんだな、くらいで労ってあげると良いと思います。

 

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僕が休職していたときは、ふとそんな考えができるようになってから、だいぶラクに生活できるようになりました。

そんな心の余裕を得るのに非常に時間がかかりましたが、その考えこそが必ずやあなたを救ってくれると思います。

 

要は、どちらの立場にせよ、

「相手は違う存在だ!」と身構えてしまうことからボタンの掛け違えが始まってしまっているのです。

 

 

 

 

 

今回の事件というのは、日本に数ある問題の中のひとつにしか過ぎないでしょう。

 

しかし、このように明るみに出たことが、何か考えるキッカケになることになり、小さな一歩になり得るということは、非常に良いことなのではないでしょうか。

 

 

たしかに、「知らぬが仏」ということわざにもあるように知らないでいる方が良いこともあるとは思うのですが、

相手の立場に少しでも寄り添える社会になっていくためには、たとえ聞きたくないような報道でも知って各々が考えることが重要です。

 

 

今回の意見というのは、その中の何億分の一くらいの考えでしかないですが、

この記事から、良くも悪くも自分なりの賛否を捻出するのがスゴく大切なことです。

 

 

 

なにも、立場の違いから問題が生じることなんて、障害者の方々の雇用の問題だけではありません。

当然ですが、各々みなさま思考や考え方が違うので、全人類共通の問題ですよね。

 

そう考えると、互いに寄り添い合うことが、いかに日本、ひいては世界規模で重要かが分かるかと思います。

 

 

 

大切なことなので繰り返しますが、本質というのは、

相手の立場を理解しようと努めること。

 

 

そして、以前の記事にも書いたことなのですが、自分にできることは、

自分の「命」を少しおすそわけして、その人の気持ちに寄り添ってあげること

です。

 

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 自分とは違う方々に、自ら進んで寄り添ってあげられる優しい方が増えますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平