時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

映画『ズートピア』『ノートルダムの鐘』にて感じた「偏見」「差別」というあまりに人間的なものについて考えてみた。

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どーも。お盆休み美味しいものを食べすぎてお腹まわりに余分な肉がつきはじめて焦燥感、公平(@kohei_nagura)です。

 

 

 

 

 

さてさて、楽しかったお盆休みも本日が最終日 

つかの間の休息、みなさまゆっくりと身体を休められたでしょうか?

 

 

かくいう僕も心身ともにリフレッシュし、とても楽しいお盆休みを過ごしました。

誠に、誠に、ありがとうございます。(誰に対するありがとうかわからないけども)

 

 

 

特に今週は、普段あまり観れなかった…けどずーーーっと観たいと思っていた映画を観る機会に恵まれ、

『ズートピア』『ノートルダムの鐘』などのディズニー映画を中心にDVDを借りて鑑賞しました。

 

ズートピア MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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ノートルダムの鐘 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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そして、上記2作品を鑑賞した結果、ふと「偏見」や「差別」について考えたのです。

 

ということで本日は、そんなふと考えてしまった

人間の生きづらさの根源「偏見」「差別」

について、つれづれなるままに書きつらねていきます。

 

 

 

【『ズートピア』『ノートルダムの鐘』が伝える「他人ととの違いを認めること」について】

 

みなさんは

『ズートピア(Zootopia)』

『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』

というディズニー映画をご覧になったことはありますでしょうか?

 

 


『ズートピア』予告編

 

あらすじ(『ズートピア(Zootopia)』)

動物たちの“楽園"ズートピアで、ウサギとして初の警察官になったジュディ。でも、ひとつだけ問題が…。警察官になるのは通常、クマやカバのように大きくてタフな動物たちで、小さく可愛らしすぎる彼女は半人前扱いなのだ。だが、ついにジュディも捜査に参加するチャンスが!ただし、与えられた時間はたった48時間。失敗したらクビで、彼女の夢も消えてしまう…。頼みの綱は、事件の手がかりを握るサギ師のキツネ、ニックだけ。最も相棒にふさわしくない二人は、互いにダマしダマされながら、ある行方不明事件の捜査を開始。だが、その事件の背後にはズートピアを狙う陰謀が隠されていた…。

 (引用:『Amazon商品説明』より)

 

 


The Hunchback Of Notre Dame Modern Trailer

 

内容(『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』)

『美女と野獣』のドリームスタッフ製作によるミュージカルアニメ。15世紀末のパリを舞台に、最高裁判事のフロローによって引き取られノートルダム大聖堂の鐘つき男として育てられた青年・カジモドを通して、人間の邪悪さや欲望、正義を描く。

 (引用:『Amazon商品説明』より)

 

 

と、ここでは熱が入り話が長くなりそうなのでザックリとした内容紹介にとどめるとしてですね…(笑)

どちらの作品も【「偏見」や「差別」はダメだ!】というメッセージが大きな軸として描かれています。

 

たとえば、『ズートピア』の中で主人公ジュディが「差別」をなくそうと警察官になったのに途中で自身が肉食動物に「偏見」をもち葛藤するシーン

そして『ノートルダムの鐘』の中の心やさしき主人公カジモドやジプシーのエスメラルダを迫害しようとするシーンなどが、そのテーマを色濃く描いています。

 

 

 

 

 

以前だいぶ昔になりますが、「障害者雇用水増し問題」について触れた記事があります。

ハンディキャップをハンディキャップと捉えない歩み寄りの姿勢とは何なのかということですが、自分とは「違う」という認識が、人間の脳の構造的に大きな隔たりを創り上げてしまうということなんです。ですので、まず変に斜に構えず、国は他の人と接するのと特別変わりのない姿勢で障害者の方々に接することです。そりゃあ、人間なんだから違うというのは当たり前です。だから、自分とは違う他人に接するように障害者の方々にも接すれば良いんです。そして、障害者の方々も、「向こうが理解しないといけない」なんて考えは捨て去ってください。逆に、あちらも自分たちのことで大変なんだな、くらいで労ってあげると良いと思います。

 

www.life-travel-consultant.com

 

 

 

要は、この2つの映画と上の問題の重要なテーマは、

「いかに人と違うということを認められるか」

という、至極当然なことに話がまとまるのです。 

 

 

 

【偏りを偏りと思わない豊かな心をもつ】

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最近でいうと、日本が韓国を輸出管理におけるホワイトリスト対象国の地位からの格下げを行ったことに対して、

報復として、あからさまに韓国で日本人差別を堂々と行なっていることが「偏見」「差別」問題になっています

 

kaikore.blogspot.com

 

 

正直いって、このような「極めて幼稚な差別合戦を挑んでくる」ところがどうしようもないですが、先ほどの

「人との違いを認める」=「偏りを偏りだと思わない」ことが非常に大切です。

 

  

 

 

 

たとえば、天秤が傾いている様子を想像してみるとわかりやすいでしょう

 

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あれが「ガックン!」と片方が落ちて片方が上がっていると、なんとなく気持ち悪く見えてしまうと思います。

 

 

 

けど、けどですよ。

 

それって、「天秤=つり合っているもの」という「偏見」で見ているからであって、「まぁ天秤がつり合わないときもあるだろうよ」と思えば気持ちが「スッ」とします。

 

つまりは、これこそが「偏りを偏りと思わない状態」なわけです。

 

 

 

これを人間のコミュニケーションで当てはめると、自分と大きく違った人を街で見かけたとして、

「あの人なんか全然自分と違う…うわぁ…」と無意識に考えてしまうのが「差別」や「偏見」です。

 

それを「ま…みんな違いがあるから人間ってイイもんなんだよね!」と思えば、

この世から少しずつ「差別」や「偏見」がなくなっていくのではないでしょうか?

 

 

すなわち、みんなちがって、みんないい」金子みすゞさん状態 なわけです。

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 (画像引用:西和賀町観光協会ブログより)

 

 

 

 

 

冒頭の『ズートピア』の中でも、「偏見」や「差別」に関してこんな名言があります。

「あなたがどんな動物だろうが関係ない。より良い世界を目指して、心を覗けば変化はあなたの中で始まる。」

 

 

 

「偏見」や「差別」というのが、簡単に消えるものではないことは歴史が証明しています。

だから、人間の世界は(動物の世界も)争いごとが絶えないのです。

 

けれども、自分の考え方ひとつで少しでも良い方向に世界が進んでいくのであれば、

当たり前ですが「偏らない心」で物事を見る習慣をつけた方が良いに決まっています。

 

 

 

なかなかすぐには変えていけるものではありませんが、まずは自分の周りの小さなことからフラットに見る習慣をつけてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平