どーも。今秋のマイブームは本格インドカレー、公平(@kohei_nagura)です。
いきなりですが…いま世界が揺れてます。
そう、もちろんアメリカ大統領選2020です。
日本時間の2020年11月4日からアメリカ大統領選の開票が随時スタートしていきましたが、
5日後の日本時間11月9日、バイデンさんの当選とのことで無事に(?)決着がつきましたね。
そもそも、今回のアメリカ大統領選挙は、
共和党のドナルド・トランプ大統領
民主党のジョー・バイデン前副大統領
の戦いでした。
いろいろと紆余曲折あり、ペンシルベニア州での勝利でバイデンさんが獲得する選挙人は273人となり、
すべての州の合計538人の過半数を超える情勢になり、長きにわたるアメリカ大統領選が幕を閉じました。
バイデンさんは勝利宣言をし、「分断でなく団結させる大統領になる」と誓ったとのこと。
【ノーカット】民主党・バイデン候補が演説(日本時間7日午後1時前)
逆に、共和党のドナルド・トランプ大統領は勝ったのは自分だと主張し、
選挙で不正があったのではないかとして裁判で争う姿勢を示しています。
しかしながら、アメリカの執務を行う官邸であるホワイトハウスは
「大統領は自由で公平な選挙の結果を受け入れる」との声明を出しました。
(2020年11月11日現在、ほぼ逆転することはないと言っていいでしょう)
米大統領選についてホワイトハウスは7日夜、「大統領は、自由で公平な選挙の結果を受け入れる」、「トランプ政権はあらゆる法定要件に従っている」と声明を発表しました。 https://t.co/csZiswsXEH
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2020年11月8日
…とザックリですが、アメリカ大統領選2020はこんなかんじ。
そんなアメリカ大統領選挙ですが、一部では今でも不正疑惑に揺れています。
そして、共和党支持者と民主党支持者の間でいまだに対立が起きているとのこと。
というわけで、
今回のアメリカ大統領選2020および不正疑惑
について、思うことをつらつらと話したいと思います。
今回のアメリカ大統領選から学ぶこと、考えないといけないことはなんだろうか?
【荒れに荒れまくったアメリカ大統領選2020】
まずは、そもそものアメリカ大統領選の仕組みについて。
意外と日本にいるとご存知ない方も多いかとは思いますが、
アメリカの大統領を決める選挙の投開票日は11月の最初の火曜日と決まっています。
なので、今年2020年は11月3日(火)が投開票日だったというわけです。
その際、18歳以上のアメリカ国民であれば一般有権者となることができ、
それぞれ、共和党か民主党のどちらかの候補に投票するか決め投票します。
ただ、実際は有権者の声を代弁する「選挙人」という人たちがいて、
彼らが一般投票の結果を受け、後日改めて投票する仕組みとなっています。
選挙人は、各州の人口などによって割り当てられていて、合計で538人おり、
最終的に、選挙人の過半数を得た候補者が当選するという流れになっています。
そして、きたる今回のアメリカ大統領選2020。
大接戦だった米大統領選は、
民主党のバイデンさんが共和党の現職トランプさんをやぶって勝利したと多くのメディアが報じました。
ただ、トランプさんは自身のTwitterで「不正」を示唆するツイートを投稿しています。
Last night I was leading, often solidly, in many key States, in almost all instances Democrat run & controlled. Then, one by one, they started to magically disappear as surprise ballot dumps were counted. VERY STRANGE, and the “pollsters” got it completely & historically wrong!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2020年11月4日
それに対し、Twitter社は「コンテンツに異議が唱えられている」とする警告をしています。
でも、たしかに今回は新型コロナウイルスの影響で事前の郵送投票が多かったこともあり、
いつもとは違った選挙になったので、トランプさんが「不正だ!」というのもわかります。
そして、この大統領選は終わったかように見えて、各地で暴動が起きるなどしており、
トランプさん支持グループとバイデンさん支持グループの間で争いが起きています。
というわけで、歴史的に見ても
今回のアメリカ大統領選挙2020は荒れに荒れたということがわかるかと思います。
…でも、ここまではよくメディアで報じられているオモテの話。
ここからは、ウラの大統領選「不正疑惑」について考えてみます。
【不正を許していいのか?本当の民事主義のカタチとは?】
さて、では「なぜ今回バイデンさんの不正疑惑が出てるか」という話から。
奇跡?
— 風舞 (@pDgwF1ZJh3QkDRL) 2020年11月7日
バイデンのみウイスコン州1時間に12万票 。
不正垂直跳び...#正義のミカタ #ウィスコンシン州の奇跡 pic.twitter.com/LcuNMbXy02
これ、最近やたらTwitterで出回ってる画像ですが、
バイデンさんの途中の票が一気に上がってる!?
というのを表した「バイデン直角不正ジャンプ」です(笑)。
投票率200%について
— 京浜急行の浦島太郎 (@winchangyo) 2020年11月4日
ウィスコンシンの人口は約568万
開票率94%→95%の時バイデンのみに12万票入る
568万人全てが有権者なはずないが全員が有権者として全有権者が投票しても1%では5.6万票しか増えないはずなのに12万票増えたので不正説が濃厚 https://t.co/WsPmYRO5N3 pic.twitter.com/73Qfzu20ku
そして、こちらが別の画像。
青いバイデンさんの票が急に11万票も増えて、赤いトランプさんの票を抜いています。
「いやいや!バイデンさんの票が続いただけやないか!」という反論ももっともです。
ただ、これは1度だけではなく
何度もバイデンさんの票が一気に増える事態が続いたのです。
これに対し、アメリカの主要テレビネットワークのNBCテレビの司会者は、
「トランプ大統領が不正な投票が行われているなどと誤った主張をしているためです。こうした主張を裏付ける証拠はありません」
というように番組の中で主張しています。
もちろん、この「アメリカ大統領選が不正かどうか」を見定めるには相当な苦労を必要とすることでしょう。
よく言われることですが、バイデンさんは中国とつながっているという噂もありますし、
逆に、トランプさんが不正疑惑の具体的な根拠を示さないのでデマだというのもわかります。
ですが、めっちゃ大事な本質はそこではありません。
先日、実家に帰ることがあり、母が
「トランプさんじゃなくて良かったよ!」
「最後も法廷にまで持ちこもうとしてあがいてる…」
と言っており正直あきれましたね。
というのも、
ただメディアに踊らされているだけで情報を集めず自分の頭で考えずに意見を言っていたのが丸見えだったからです。
この世の中、テレビなどの大手メディアに踊らされてる人は、流したニュースをそのまま鵜呑みにするんでしょうね。
おそらく大統領選に関して、「トランプやべー!好き勝手して過激な発言!しかも最後まであがいてるし」と考えてる人はかなり多いんじゃないかと。
ただ、そう考えている人に聞きたい。
それは、どこから得た情報?
ちゃんと、自分で調べに調べ尽くして考えて出した意見?
と。
正直、別に今回のアメリカ大統領2020についても、
バイデンさんを支持しようがトランプさんを支持しようが、それはキーポイントではありません。
というか、むしろ「『民主主義における選挙』としての不正疑惑にどう対処するのか」ということが問題ではないかと強く思うのです。
この不正に対してアメリカ司法当局が適切な対応するかどうか…ここが大事な点なんじゃないか、と。
仮に、今回のアメリカ大統領選をキッカケに『法の信頼性』を失うとすると、
国民は法律を守らなくなり犯罪が増え、民主主義が崩壊するリスクがあります。
www.life-travel-consultant.com
これは、別にアメリカに限った話ではないことは周知のとおりです。
今回のアメリカ大統領選をキッカケに、
全世界の民主主義を試されているとも言えるでしょう。
本当のところはわかりませんが、
不正な票を正規の票としてかぞえ民意とするようなことがあれば、それは決して民主主義なんかではありません。
たまたま今回はアメリカの大統領選挙での「不正疑惑」ですが、
日本も対岸の火事とか他国ごとと思わずに考えるべきことです。
この騒動は、民主主義のすべての国に悪影響を及ぼすことになりえます。
ぜひ、今回の話が「真の民主主義とはなにか?」を考えるキッカケになってくれたら嬉しく思います。
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平