時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

【恋愛】人間はナルシストだが、その資格は必ず相手にも認めよ!「一緒になること」は、「ふたりの命の軌道が交差する」ということ。

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どーも。最近の激アツお菓子はレーズンクリームサンド、公平です。

 

 

 

 

 

さてさて、最近なぜか僕の周りで恋バナが交わされることが多いのですが、

そこで急にふと感じたのが、「素敵な恋愛って何だろう?」ということ。

 

「恋愛の形って様々だけど、なにか正解に近いものがあるんじゃね?」と(笑)。

 

 

 

 

 

意外と、あまり本ブログでは「恋愛」についての記事は書いておらず、

おそらく昨年のホワイトデー前後に書いた以下の記事が最後(!)です。

 

www.life-travel-consultant.com

 

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ということで、本日は「恋愛」について、特に

「付き合うとは?」「結婚するとは?」

などなど、考えたことを述べていきたいと思います。

 

 

 

【目次】

 

 

【恋愛=見知らぬ2人が共に1つの関係を築いていくもの】

〔恋は幻想、愛は現実。〕

 

まず、表題の「恋は幻想、愛は現実。」という言葉ですが、以下の本から拝借しました。

 

来世でも読みたい恋愛論

来世でも読みたい恋愛論

 

恋は幻想、愛は現実。

恋は落ちるものだが、愛は育むものである。

(中略)

恋は現実を幻想へと向かわせますが、愛は幻想を再び現実へと連れ戻します。恋が現実を彩らせるのに対して、愛は夢を色褪せさせます。そういう意味で、恋は幻想を見ることであり、愛は現実を見ることである、と言えるのではないでしょうか。

 (引用:『来世でも読みたい恋愛論』(p10〜p11)より)

 

 

この短い一文を読んで、

「恋愛の本質」というか「誰でも共感できる恋愛ルール」みたいなものを感じました(笑)。

 

おそらく、ご結婚されて家庭をお持ちの方などは、よりこの言葉に共感できるのではないかと思います!

 

 

 

 

 

当たり前ですが、付き合いたてのカップルのときは何したって楽しいですよね。

 

 

しかしながら、だんだんと付き合いが長くなり、

例えば同棲のようなものを始めてみたりすると、良くも悪くも現実が見えてきます。

 

それが、まさに「恋」から「愛」への移行ということでしょう。

 

 

 

この点については、どちらかというと、男性よりも女性の方が「ピン!」とくるのではないでしょうか?

 

 

 

は、ここから「付き合う」vs「結婚」について少し深入りしてみましょう。

 

  

〔結婚=鳥かご?〕

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フランスの思想家・モンテーニュが、「結婚」について以下のような言葉を残しています。

「結婚は鳥かごに似ている。外にいる鳥は必死に中に入ろうとし、中にいる鳥は必死で逃げ出そうとする」

 

 

この言葉を聞くと、なにか「結婚」に対してネガティブなイメージをつくってしまうかもしれませんが(笑)、

これはある種の真理で、所詮は「ないものねだり」である人間性を顕著にあらわしていると言えます。

 

 

要は、「恋という幻想→愛という現実」の中で、

2人に妥協や忍耐をポジティブに受け止める成熟さが求められるということですね。

 

 

 

 

 

それでは、その前段階にあたる「付き合う」とはなんなのでしょう?

 

 

 

…モンテーニュの言葉を見れば、一目瞭然ですね。

鳥かごの入り口あたりで、必死に鳥かごに入ろうとしている状態です(笑)。

 

 

これではイマイチわかりにくいので、もうちょい具体的に考えてみましょう。

 

 

〔付き合うということは、命の軌道が交差しはじめたということ。〕 

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先ほど、鳥かごの入り口でバタバタしている2羽の鳥たちが「付き合う」という状態だと言いましたが、

僕が非常にこのたとえ話が好きな理由は「付き合う=命の軌道の交差スタート」であると勝手にイメージしているからなのです。

 

鳥が頑張って羽ばたいて鳥かごに入る様子が「軌道の交差」をイメージをさせるというか…(笑)。

 

 

 

 

 

別に恋愛を美化しキレイゴトにしようという気持ちはなく (たしかにストーリー化した恋愛は美しいものですが)、

ありのままの恋愛こそ、付き合いはじめにあるべき自然体の姿であり結婚後のリアルだと思っています。

 

 

だから、良くも悪くも「飾らない自分」というのがキーポイントになってきます。

 

言ってしまえば、「命(=魂?)」というのは「素の自分」みたいなものですので、

ありのままの自分で一緒に過ごすことが「命の軌道の交差」につながっていくのです

 

 

 

 

 

おそらく、過去に恋愛で傷ついてきて思い出したくない過去をお持ちの方も多いと思います。

 

けれども、紆余曲折があったにせよ、

人生の中で2人の命の軌道が交差しある期間重なっていたということは、それだけで奇跡的なことであり感謝すべきことです。

 

  

僕自身も、過去の女性たちが結婚したという話を風の噂で聞く度に、ちょっぴりセンチメンタルな気持ちにはなりますが(笑)、

それでも、一緒にいてくれた期間「自分に命を預けてくれてたんだなぁ」と思うと「幸せになって良かったな…」と感じます。

 

 

 

ですので、この「ふたりの命の交差」ということを考えれば、

ひとつ前を向きながら新しいステージに進めるのではないでしょうか?

  

 

 

【まとめ】

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いかがでしたでしょうか?

 

今回は、「恋愛」というテーマのなかで「付き合う」vs「結婚」についてのイメージをお話しさせていただきました。

 

 

 

 

 

ではでは、最後に「恋愛がうまくいっていない方」に向けてこんな言葉を贈りたいと思います。

 

 

少し長めの引用ですが、ぜひぜひ最後までお目通しいただけば幸いです。

人間はみんなナルシストです。誰もが愛されたいと思います。自分の話を聞いてほしい、理解して欲しい、与えてほしいと思います。なぜなら、その愛や傾聴、理解、贈与によって、自分と言う存在の価値を実感できるからです。

しかし、近視眼的でエゴイストの人間は、人類という同じ類に属する仲間が、自分とまったく同じような欲望を持ったナルシストであるという、ちょっと考えればすぐわかるような事実を理解していない。いや、理解しようともしていない。

(中略)

ナルシストであることは、決して悪いことではありません。むしろ、それを人間の本能でありますから。

問題は、ナルシストの資格を自分にだけしか認めないことです。自分だけではなく、みんなに対してもナルシストの資格を与えることができるなら、お互いに承認し合い、信頼し合い、愛し合える関係が築けるはずです。

自分のことで精一杯ならず、常に相手の立場に立って物事を考えること。これこそが、すべての対立を乗り越え、愛と平和に満ちた世界を築きあげることに最も重要な心構えではないかと思います。

 (引用:『来世でも読みたい恋愛論』(p190〜p191)より)

  

来世でも読みたい恋愛論

来世でも読みたい恋愛論

 

 

 

 

 

ハッキリ言って、みんな人間というのは「ナルシスト」で自分が大好きです。

 

 

そこのあなたも、絶対に「ナルシスト」の片鱗はあるはずです(笑)。

 

 

 

しかし、なにも「ナルシスト」はダメなことでもなんでもありません。

むしろダメなのは、その「ナルシスト」の資格を相手に認めないことです。

 

それを認めることが「相手を尊重する」ことにつながり、さらには、

奇跡的な「命の軌道の交差」に結びついていくのだと思います。

 

 

 

 

 

みなさまも、ぜひ『付き合う=ふたりの命の軌道の交差のスタート地点』と考え、

お互いを理解し信頼し合う「恋→愛」に変えるようなステキな恋愛をしてくださいね!

 

 

 

 

 

  

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平