どーも。3月になり春の到来を今か今かと待ちわびる今日この頃、公平(@kohei_nagura)です。
さてさて、ここ最近ワールド級のニュースになっていることとは何でしょう?
そう、もちろん「新型コロナウイルス」のニュース。
日本、いや世界中が対策に追われている超タイムリーなビッグニュースですね。
でも思うのですが、そんなにも「ワー!キャー!」と騒ぐほどのニュースなのでしょうか?
もちろん、あまりにも世界中で感染が広がっているので、ある程度の対策は必要だと思いますが、
それ以上にマスコミが過剰に反応しており、毎日のように誇大に喧伝しているのも否めません。
ということで、本日は
「新型コロナウイルス」が流行る今だからこそ、
ものの見方を180°変えてみようではないか!
というお話を、思うがままにお伝えさせていただきます。
【そこまで新型コロナウイルスの話題で騒がなくても良くない?】
や〜、すごいですね、連日の新型コロナウイルスのニュース。
2002年のSARS(重症急性呼吸器症候群)や2009年の新型インフルエンザなど、
昔から、いつの時代にあっても感染症は全世界が気にしなければならない問題でした。
人類にとって、飢饉に続く第二の大敵は疫病と感染症だ。
(中略)
新しい感染症はおもに、病原体のゲノムにおける偶然の変異の結果として起こる。そうした変異のおかげで、病原体は動物から人間へ感染したり、人間の免疫系を打ち負かしたり、抗生物質のような薬に抵抗したりできるようになる。
(引用:『ホモ・デウス』より)
ただですね、たしかにパンデミック(世界的大流行)は歴史的観点から見ても気にすべき事態のひとつではありますが、
科学が発達してきて有効な選択肢が増えてきた今日、そこまで大げさに騒がなくても良いんじゃないかとも思います。
飢饉と疫病と戦争はおそらく、この先何十年も厖大な数の犠牲者を出し続けることだろう。とはいえ、それらはもはや、無力な人類の理解と制御の及ばない不可避の悲劇ではない。すでに、対処可能な課題になった。
(引用:『ホモ・デウス』より)
実際、過去のデータを見返してみると、疫病の犠牲者は減ってきていることがわかりますし、
時代的に見ても対処できる問題になってきたはずなのに、世間はワーワーと騒ぎ立てます。
そこで、せっかくなのでこの機会に新型コロナウイルスについて考えてみました。
「なぜ連日『コロナウイルスやばいぞ!』というニュースが世間をにぎわせているのか」と。
それは、単刀直入に「新型コロナウイルスにより『死』というものをイメージさせられるから」だと気づきました。
どう考えても、新型コロナウイルスが世界中に蔓延しているとはいえ歴史的に見て疫病や感染症が減ってきている現代、
ちょっとウイルスのニュースが流れるだけで『死』を連想してしまうので、日本も例に漏れずバタバタと慌ただしいのです。
人間は至福と不死を追い求めることで、じつは自らを神にアップグレードしようとしている。
(引用:『ホモ・デウス』より)
つまり、
人類が興味のある話題は「『コロナウイルス』そのもの」ではなく「『不死』を追い求めたいという欲求」なのです。
まぁ簡単にいうと、目の前の「新型コロナウイルス」の話題について、
心の奥底では「永遠の『命』を手に入れて神になりたい」と中二病的な発想で考えている(!)から不安になるということなんですね。
「え!?それはちょっと飛躍しすぎじゃない!?」という感じですが、これは何もイチ個人の意見ではなく、
天才人類進化学者であるユヴァル・ノア・ハラリさんも『ホモ・デウス』の中で述べていることです。
ではこれからは何が人類の課題になるのか。人類の次なる目標は「不死・幸福・神性」を手に入れることである。
(引用:『ホモ・デウス』より)
コロナウイルスのような「疫病」にではなく、
本当の人類の課題は「不死」「幸福」「神性」にある、と。
そして、これは個人的解釈なのですが、
現代人は科学の恩恵を授かりながら「神性」を獲得する方向にシフトしているので、無意識に「『死』の恐怖」をもたらす新型コロナウイルスの話題を気にするよう仕向けられているのだと思います。
もちろん、
「ちゃんと手洗いうがいした?」
「常にアルコール消毒はしてる?」
「人ごみは行くならマスクしてる?」
などなど、ある程度のリスク管理はする必要があります。
ただ、過剰にコロナウイルスに反応するくらいであれば、
「もっと別な方向に意識を向ければ良いのでは?」とも思う今日この頃なのです。
【外出自粛?引きこもり?ぜんぜんオッケー。】
では、その「『コロナウイルス』のニュースについて意識をプラスにもっていくには?」という話ですが、ある考え方が浮かびました。
それは…
「家にこもりっぱなし、ああ嬉しい事ではないか!(物忌みさし続きて、あなうれし)」
ということ。
安倍さんが緊急に「全国の学校に休校を要請」したり、北海道知事の鈴木さんが「外出自粛するように要請」したり、
やたらと日本は悲観ムードに包まれており、コロナウイルスに対して怒りを感じている方々がかなり多い気がします。
「めっちゃ楽しみにしてたイベントが中止になっちゃった〜!(´;ω;`)」
「もう卒業なのに学校に行けず悲しい別れになっちゃった〜!(´;ω;`)」
のように。
ならいっそのこと逆に、この状況に対する見方を変えてみてはどうでしょう?
「引きこもるの楽しっ!」みたいに。要は『発想の転換』です。
これまで、苦肉の策として国がさまざまなイベントを自粛するよう要請したのも、
それに応じて各企業が顧客対応しているのも、リスク管理として当然必要なことです。
そのため、その動きに対して「国の対応はなんだ!」とか「◯◯会社の対応はダメだ!」とか批判するのはお門違いです。
このように発言する人は、究極的に当事者意識が低いです。
(という自分も、数週間前には「国の対応やたら遅くね?」と批判していましたが…(笑))
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なので、少しでも当事者意識をもつことで
「なかなか議員さんもいろいろと大変ねぇ…」
「会社の役員さん方々も忙しい時期だろうなぁ…」
と、今回の『自粛要請』に対してちょっとだけ共感の念がわくはずです。
結果として、「家にいること…ぜんぜんエエじゃないか!」という発想になります。
そう考えると、だいぶ気がラクになりませんか?
この引きこもり時期に、普段しない「読書」をしてみるのもよし「映画」を観てみるのもよし、
いくらでも好きにひとり時間を過ごせるはずですし、自己投資できる時間になりうるはずです。
むしろアウトドアな休日を過ごされている方は、たまには孤独に普段行わないことをすることで、
これまで知らなかった新しい世界を発見することができ、見えなかった楽しみにも気づけるはずです。
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というように考えたら、
新型コロナウイルスの連日のニュースを悲観的に感じず、少しでも楽観的に考えるヒントになるのではないでしょうか?
もちろん、今回の世界的な「新型コロナウイルスの蔓延」がもたらした影響で気が滅入ることも多々あるかもしれませんが、
どうせ感染症を防ぐための国の策が変わらないのなら、同じ事実を「マイナス」から「プラス」に捉えた方が100倍イイです。
新しいパンデミックのため不安になる時期かと思いますが、 これを機に臨機応変に対応する力を養っていきましょう!
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平