どーも。今月は人生の大きな分岐点がたくさん訪れる予感がしています、公平です。
さて、みなさんは「自分軸をもて!」という話を聞いたことがありますか?
おそらく、「和」を尊ぶお国柄の日本人にとって他人との同調は大切なことなので、
自分軸を大切に生きるということは難しいなぁ…と感じている方も多いかと思います。
…でもですね、やはり
他人に流されない確固とした「自分軸」を確立することは絶対に必要なことです。
そんな本日は、生きることに疲れたと感じている方に向けて、
自分軸(=信念)を確立するためのヒント
をお伝えできればと思います。
【あなたは、人生で何を信じていますか?】
まず早速ですが、
あなたは何を信じて生きていますか?
少しだけ、目をつぶって考えてみてください。
これに対する自分独自の答えを導くのは、案外難しいと思います。
……いかがでしょうか?自分なりの答えは出せましたでしょうか?
この質問は、僕が個人的にとても大事にしているもので、
本質問によって相手の生き方や価値観というものが分かります。
そして意外にも、今まで僕が様々な方に聞いたなかで答えがカブることは非常に少なかったです。
それぐらい、自分が信じているものというのは多種多様で自分軸の確立は容易ではないということが分かります。
そのため、自分軸の確立を放棄してしまい人生に悩み疲れる方が多く、
悲しいことに、これが自殺につながってしまうことも多いのです。
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若者を絶望の淵に追い込み、人生離れを加速させているものは何?身勝手に振り回される権力によって、未来ある若者の自殺を引き起こす日本の現状。【時々、まわりみち。】
では、先ほどの『あなたは、人生で何を信じていますか?』という質問の答えですが、
個人的な実感ではありますが、やはり日本人は「自分に関わること」が圧倒的に多かったです。
たとえば、「直感」だとか「自分の中の神様」、そして「生きがい」や「自分のすべて」というような回答です。
他の回答としては、「お金」や「何も信じていない」という方も中にはいらっしゃいました。
逆に、海外の方に質問する機会があったのですが、その際は
「両親」「配偶者(=奥さん、旦那さん)」「世界中の人々」「神」
という回答が、比較的多かったように思います。
印象的だったのは、日本では無宗教の方が多いせいか、
キリスト教や仏教などに関連する回答がほぼゼロだったことです。
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いろいろな神様、信じたって良いじゃないか。だって、人それぞれだもの。【時々、まわりみち。】
このように、
「自分の信じているもの」は人それぞれ違うということが「自分軸」の確立を難しくさせ、さらには生きづらさを加速させている原因となっているのです。
では、
ブレない「自分軸」をつくるためには、一体どうしたら良いのでしょうか?
【ブリーフシステム(信念体系)の再インストールが、ブレない自分軸をつくる。】
まずは「自分軸」の確立の話の前に、ちょっとだけ難しい話をします。
専門的な用語になってしまうのですが、
「ブリーフシステム(Belief-System)とは何ぞや?」
ということから始めたいと思います。
『ブリーフシステム』は『ブリーフ(Belief)』と『システム(System)』の2つに分けて捉えます。言葉をそれぞれ日本語に訳すと『ブリーフ』は『信念』になり、『システム』は『(学問、思想などの)体系』となります。 なので、ブリーフシステムをそのまま日本語に訳すと『信念体系』や『信念の体系』と訳せると思います。『体系』という言葉自体そこまで日常的に使わない言葉ですが辞書を引くと「個々のものを秩序づけて統一した組織の全体」などと出てきます。おおざっぱに捉えて『個々をまとめた集合体』のように捉えてしまっても、ブリーフシステムの理解にとっては問題ないでしょう。
(引用:affilithink.net『ブリーフシステムとは』より)
ブリーフシステム(Belief-System)とは簡単に言えば、自分の考え方を形づくっている基盤のようなものです。
これが人それぞれ違うので価値観が異なり、さらには目に見える形で行動も変わってくるというわけです。
…でも、これって当たり前の話ですよね。
たとえば、パソコンでもソフトウェアが違えば処理の仕方が異なり、結果も大きく変わってきます。
いわゆる、この現象が人間の脳の中で起こっているのです。
ちょっと専門的な言葉を使えば、認知科学でいう内部表現(人間の無意識を支配するもの)ということになります。
そして、このブリーフシステム(信念体系)を変えることこそが自分軸を確立するためのヒントとなります。
では、ブリーフシステム(信念体系)を変えるにはどうしたら良いかということですが、まずは
今の自分のブリーフシステムを徹底的に見直してみることです。
もしかしたら、人によってはブッ壊す必要があるかもしれませんね。
なぜなら、このブリーフシステムは、
「親」「教師」「メディア」「会社」などの外的要因によって無意識に形づくられるものだからです。
このブリーフシステム(信念体系)を意識できないうちは、ブレない「自分軸」を手に入れることは不可能です。
ということは、ここまでの話で「ピン!」ときた方もいらっしゃるかと思いますが、
ブリーフシステム(信念体系)を新しく再インストールすれば「自分軸」が確立されることになります。
つまりは、しっかりとした自分の信念ができ人生に迷わないようになります。
それでは最後に、ブリーフシステム(信念体系)の再インストール方法についての話をします。
【複数のゴールを持つことが、ブリーフシステム(信念体系)を変えるための最大の方法!】
では、ブリーフシステム(信念体系)の再インストール方法についてですが、ズバリ
複数のゴールを持つことです。
そして、ここでのポイントは、「複数の」ゴールという点です。
みなさんの中には、人生のゴールは唯一のものであると考えていらしゃる方も多いかと思います。
しかしながら、これではブレない「自分軸」をつくるためには不十分です。
実際に、僕個人としては人生で8つのジャンルに分けたゴールをつくっています。
具体的には、「職業」「ファイナンス」「家庭」…などなど、それぞれに対し人生のゴール(=目的)を定めています。
唯一の人生のゴールを持つよりも、ゴールも項目ごとにリスク分散させた方が良いのです。
これにより、ブリーフシステム(信念体系)が再インストールされ徐々に自分の生き方が変わってきます。
そして、何よりも大事なことは設定したゴールを元に主体的に生きることです。
脳の構造的に、ゴールを定めてしまえば後は自分の人生の舵を自分で動かしていくだけです。
その際に、ゴールまでの道中で不要なものは明らかになるので、ブレない「自分軸」ができるというわけです。
この認識科学という観点は、体験しないと分からないこともあるかと思いますので、
詳細を知りたいという方は、ぜひ以下の本を手に取っていただければ幸いです。
「1日10分」でひらめき脳に生まれ変わる: 「とてつもない成果」を生み出すいちばん簡単な方法
- 作者: 苫米地英人
- 発売日: 2018/02/21
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最後になりますが…人生の悩みというのは自分で解決するしかありません。
悲しいもので、人間は結局のところ自分のことで精一杯なのです。
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キミが思っているほど、他人はキミのことを気にしてないよ。ほとんどの人が、自分だけのことで精一杯の毎日。【時々、まわりみち。】
だから、自分に負けないように強く強く生きていくしかありません。
そのためのヒントとして、本記事が誰かの一助になればこんなにも嬉しいことはありません。
一度きりの人生。自分に負けず自分の道は自分で切り拓いていきましょう!
それでは、今回これにて失礼します。
皆様に、心よりの感謝を込めて。
公平